« 最近の編曲 | Main | 7月の演奏会 »

June 19, 2015

ギター教室 611 「入力・出力」

 ギター教室の話題。

1. 入力は、簡単。
  他人の演奏を聴いて見て感じることは誰でもできます。感度に応じてですが、受け身の作業だからでしょうね。

2. 出力は、うんと手間がかかる。
 自分で演奏して、何かを伝えられるまでになるには、大変な手間がかかります。
 感じられることだけがイメージにつながり、イメージしたことだけが実演につながります。実演には、技術が必要です。膨大な量の訓練が必要です。

 スポーツにしても、ギャラリーとして応援したり批評するのは楽しいものですが、プレイヤーの立場は、そんな気楽なものではないですよね。プロスポーツでもスポーツ少年団でも本質は一緒だと思います。

 音楽のプロ演奏家も、小さいころから訓練していないとものにならない、というのは昔から言われていることですが、これは、間違いではないと思います。出力できる実力をつけるには時間がかかるからです。正確には、小さいころから訓練、というよりは、適正な時期から正しく訓練することが必要ということになるでしょう。

 何が適正な時期か、何が正しい練習か、それは、過ぎてみないとわからないことです。結果から遡って、あれは正しかったとかそうでなかったとか判断することでしょう。

 ただ、スポーツ的な訓練(音感、リズム感、演奏技術)は、早いうちからシステマチックに訓練できそうです。活躍する演奏家は遅くとも小学生くらいからはじめてる人が多いです。
 感性の部分の成長は、どんな情報が周囲にあふれているのか、に左右されます。これは、その人自身を作り上げる基礎になる部分で、もっとも重要な点だと思います。
 
 子どもと大人の違いは、
子どもは、大人が用意した環境に影響されやすいが、出力の能力を獲得する可能性も大きい。
大人は、自分で環境を選ぶ自由があるが、可能性は低い。
という点だと思います。
 
 出力することを選んだ(大人の)われわれは、それが最大の結果になるように、手をつくしたいものですね。
 
 
 
 

|

« 最近の編曲 | Main | 7月の演奏会 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 最近の編曲 | Main | 7月の演奏会 »