ギター教室 560 「練習曲 エチュード」
ギター教室の話題。
先達が作り上げた文化の中で、普遍的価値があると多くの人に認められたものを古典といいます。
古典とは、いわゆるクラシックですね。
クラシックは、あらゆるジャンルの中に存在します。
たとえば、クラシック音楽という言い方をしたときに、想像するのは、ベートーベンとかモーツアルトとかバッハとかの作曲家の名前だったりしますが、それは、これらの作曲家の作品に普遍的な価値があると認められているからです。
他のジャンルだと、古典落語、とか、古典タンゴ、古典ファド、とか、、、、古典ジャズっていう言葉はあるのかな?ジャズのクラシックという言い方はするかもしれませんね。
多くの人に認められている、というのは、商業的な意味で売れるという意味ではありません。流行とは違うのです。真の古典は、流行があろうがなかろうが、価値が変わりません。だから普遍というわけです。
ギターの練習でも、古典から学ぶことはたくさんあります。
古典の練習曲(エチュード)を練習しましょう。
なんとなく弾いても無意味ですよ。それでは普遍的な価値がわかりません。
音楽の持つ意図を理解して、狙いをもって練習します。
有名無名を問わず、先達が残してきた普遍性がそこにあります。
敬意をもってありがたく使わせていただきましょう!
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