ギター教室 532 「安定と不安定」
ギター教室の話題。
例えば、いつも2弦の1フレットの音しか弾かないとします。とすると、右手の指は、いつも2弦を弾けばいいわけです。いい弾きかたになるようにすればいい。左手は、当該箇所を一番いい状態で押さえておけばいい。
以上のような安定した状態を次々に作っていくのが、演奏の動きの理想です。
ただし、実際には、動きがあれば力が加わるので、常に不安定な状態を渡り歩いているという感じになります。理想どおりにはいきません。
しかし、演奏続行が可能な範囲の不安定さ(よりマシな不安定さ)もあります。つまり、こなし方があります。
1. まず、安定した状態で弾く(ポジションが固定されている場合等)ときの身体の感じ方を知る。
2. 動きがあれば確実に不安定さは生まれますが、そのとき、どのように不安定なのか、どこが不安定の原因なのか調べる。
「不安定さを安定化するようなフィードバックを加えながら」演奏できるようにしましょう。
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