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April 09, 2012

ギター教室 529 「リズムとテンポ」

 ギター教室の話題。

 リズム(ビートのつらなり)とテンポは別々の概念です。
 ですから、この二つは分けて練習することが可能です。

 よく、メトロノームにあわせて弾く練習というのをやりますが、これはリズムとテンポを同時に維持する練習ですので、実は結構高級な要求をされているのです。
 ですので、メトロノームを使った練習の素材としては音階練習、単音のフレーズ練習、のようなメカニカルな内容が適しています。

 しかし、実際の曲を素材にすると、扱う情報量が一気に増えますから、こういう練習はしにくいのです。
 たとえばクラシカルなソロギターで、この練習ができるというのは、メカがしっかりしている達人だけです。

 ですので、実際の曲では、まずは、テンポどおりに弾けなくてもかまいません。リズムを感じるようにしましょう。その中で、音の優先順位のつけ方(≒フレージング)、指使いやこなし方を身に着けます。
 テンポの練習は、それができた上で余裕があったらする、でよいと思います。

 実際の演奏では、アンサンブルにおいても、ビートにそったメロディの伸び縮みはあるのですから、テンポどおりに弾くことよりも、リズムどおりに弾くことのほうが音楽の命に関わる重要な点なのです。

※ リズムどおりに弾く、というのは、たとえば、一歩一歩の進む速度にはばらつきがあっても、「ああ、4歩すすんだな。いま、5歩目を踏み出そうとしてるな。」と聴き手がわかるように弾くということです。進む速度にむらはあるが、どのようなむらがあるかを相手に伝えながら進むようなイメージです。

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