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December 11, 2008

ギター教室 354

 ギター教室の話題。

 「こんな風に演奏できたらいいな」とおぼろげにイメージすることは、誰にでもできます。だから、楽器の演奏経験もない人でも、すごくへたくそな人でも、誰かの演奏を批評したりすることは(内容はともかく)可能なわけです。

 ところが、楽器を使って表現するには、技術がいります。

 イメージする内容には本人の人間そのものが大きく関わってきますが、技術そのものには人間性はいりません。イメージしたことをひとつひとつ行動のパーツに分け、時系列にそって指令どおりに再現する能力が技術だからです。
 だから、身体がマシンのように正確に動くというのが、技術的な目標となります。ここで、情緒を持ち込んではいけない。気分で技術は語れないからです。常に成功する技術を身につけることが、「唯一の正解」なのです。

 したがって、技術を身につけることは、演奏家にとっては必須の項目といえます。

 しかし、技術だけでは、不足があります。
 一番の問題は、「いったいどういう表現をしたいのか?どのくらい深くそう思っているのか?」という点です。

 これについては、一般には「唯一の正解」と呼べる解答はありません。ただし、演奏家の本質が問われる部分です。勝負かけてるかどうか?で決まる部分とでも言いましょうか。
 非常に微に入り細に入り、疲れる話なのですが、演奏する側にとっては当たり前の話です。まともに演奏しよと思ったら、それはそれは疲れるものなのです。

 

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