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September 19, 2008

ギター教室 338

 ギター教室の話題。

 われわれには、イメージしたことをそのまま表現したいという欲求があります。
 イメージしたことを表現するためには、それを支える技術が必要ですが、大もとをたどっていくと、
 「具体的にイメージできないことは表現すらできない。」
という話もでてきます。
 
 「正確にイメージできてないと、表現もいい加減になる。」

 たとえ譜面の音楽であっても、書かれた音符から何かを読み取ってイメージできなければ、本当の意味では演奏できないし、まして即興演奏など、何にも思いつかないというのであれば、一音も発することができないということもあります。

 しかし、最初からなんでもかんでもイメージできるというのは、よほど才能のある人だけなのかもしれません。そう簡単にはできないものです。

 わたしの経験では、イメージする力も訓練で身につくものです。
 頭のなかで最初から最後まで演奏を具体的にイメージしてみるのはいいトレーニング法です。

 たとえば、暗譜したソロギター曲を最初から最後まで頭の中で弾いてみる。譜面見ないで、左右の運指、音、全部再現してみる。
 「暗譜したぞ!」と思っても、意外とできないもんですよ。これ。

 この練習なら寝る前とか電車の中でとか、できますね。時間があるとき、1曲頭の中で演奏してみる。
 これができるようになると、音楽にずいぶん近づけた感じがします。1曲できると、2曲目からはだんだん楽にできるようになってきます。
 うまくイメージできない部分(イメージしにくい箇所)は、そのままミスしやすい箇所とも言えます。現在、弾けていたとしても、「たまたま運よく」弾けてるだけの箇所と思ったほうがいい。意外にいっぱいありますよ。そういう箇所は、繰り返しイメージする練習をするしかありませんね。

 最終的には具体化できる要素はすべて具体化したほうがいいです。これで、かなり、自分自身の問題点が浮きぼりになり、楽器で表現するイメージがしやすくなってきます。
 

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