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August 31, 2008

CD「ケーナとギターの夢 2.」レコーディング完了!!

 ケーナ、サンポーニャ奏者の高橋マサヒロさんとギター・飯泉のコラボレーション「ケーナとギターの夢」、2作目のCDの録音が完了しました!
 
 5月から少しずつ録音をはじめて約4ヶ月かかりましたが、とてもいいのができそうです。どういいかというと、泣ける曲がいっぱいです。やはり、美しくて哀しい音楽がいいですね。
 録音に期間が長くかかってしまったのは、2人のスケジュールがあわなかったという理由と、難易度が高い編曲を男の1発録音で仕上げるため、納得いくまで打ち合わせが必要だったからという理由によります。 
 9月から録音後の行程をすすめていきます。

※ ソロギターの新作CDは、4曲録音したところでとまってますが、これからがんばります。

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August 29, 2008

ファド・ロペス研究(その4)

 いったいどのくらい練習したら1曲身につくものなのか、試してみています。今日は、正味3時間練習。
 正しい手順どおりに弾くと、いかにもポルトガルギターですっ!という雰囲気が自動的に出るので、やはり「学び」は大切だなとあらためて実感です。
 
 伴奏なしだと自分がどのくらいダメなのか自覚しにくいので、明日は伴奏ギターを録音してカラオケを作る予定。

 ファド・ロペスは、キーがEmなので、ポルトガルギターの開放弦の機能を十分発揮でき、かなり豪華なサウンドになります。ライブで弾くのが楽しみです。

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August 27, 2008

ファド・ロペス研究(その3)

 アントニオ・シャイーニョ先生の演奏をひととおり最後まで分析完了。自分のものにするまでには、ここから時間が必要ですが、道は見えてきました。
 ここで身につけた技はさまざまに応用可能です。先達のさまざまな演奏を研究しながら強化していきたいと思います。ここまでくるのに3年もかかりましたが、わかるようになったんだからよしとしましょう。

 技術的には、
1. iのアップダウン&pの組み合わせを思いのままに使えるよう右手を鍛える
2. その際、「i側にメロディがくる」「p側にメロディがくる」の2種類のバリエーションがあるのですが、左の押弦もこれによって手順が逆転するので、両方に慣れていかないといけない。

 9月なかばまでには弾けるようになっている予定です。
 

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ギター教室 332

 ギター教室の話題。

 楽器の演奏というのは、生身の人間がすることであり、職人の世界に通じる訓練と地道な積み上げが必要とされる世界です。練習の方法には工夫の余地はあるでしょうが、いくらテクノロジーが進歩した世の中であっても、「安易な上達法」はないのです。

 練習で培われ身についたものでなければ実演には使えません。だから、基礎が大事なわけです。基礎は、端的に言えば、「思いどおりに楽器をコントロールする技術」です。
 しかし、この「思いどおり」というのは難しい問題を含んでいます。

 「その思いは適切なものなのか?」という問題です。
 つまり、あるべき音楽に対して適切なのか?です。
 どうあれば適切といえるのか?

 さまざまな要素のバランスの上でなりたっている話です。
 これを考え続けなければいけないところが、演奏する人にとって、なかなか辛いところですが、そのつど、ぜひ考え続けていただきたいと思います。

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August 24, 2008

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.21

 ちょっと間があいてしまいましたが、「タルレガ35のエチュード」 no.21の研究です。

 4/4拍子で3連符が続く曲です。
 小山先生の解説には、「セーハしながらのスラーには相当にきびしいものがあります」とあります。確かにそうです。
 だとしたら、セーハの指定にこだわらず弾きやすさを追求して指づかいを変えたほうが現実的です。「セーハしながら弾く練習曲だから指定どおりに弾くべし」といわれたら仕方ないですが、「セーハなんかしないですむならしないにこしたことないでしょう」というのが現場主義というものです。

 そこで、徹底的にセーハをとりのぞいてみます。

1小節目・・・これはセーハしたほうが簡単に演奏できます。ただし、弦2本分だけセーハします。最初の2音が出たら、セーハを解除します(ベースは切れないように)。自在に起き上がれるセーハの技術がこういうとき役にたちますね。
5小節目・・・1小節目と同様です。指定では、ここからまるまる3小節の間セーハしろとなっていますが、指づかいを工夫して「各小節の最初の2音だけセーハ」と変更できます。
7、8小節目・・・運指を工夫してセーハなしでいけます。

 このように見ていくと、ほとんどセーハなしで乗り切れます。音楽的にもそのほうが気持ちよく表現できることでしょう。
 「運指を工夫して弾きやすくするための練習曲だ」と考えたほうが、実戦には役にたちます。

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August 20, 2008

ファド・ロペス研究(その2)

 毎日、午前中のひとときをファド・ロペス研究にあてている今日このごろ。

 ポルトガルギターの奏法は、iのアップダウン+pのダウンで装飾をつけるところに特徴があります。単純なフレーズが、この方法を混ぜて弾く事で豊かで複雑な響きになります。

 アントニオ・シャイーニョ先生の演奏から、その使い方を分析中。
 ファドロペスのパターンは気持ちよく弾けるようになりましたので、単音フレーズでのipのコンビネーションを学んでいるとことです。原則をきっちり身につければ、だんだん自由に弾けるようになりそうな予感。
 はやくかっこいいバリエーションも弾けるようになりたいです。
 
 ポルトガルギターは複弦のため、4,5コースの音がpで弾くとオクターブあがって聴こえます。それを利用して、iとpをコンビにすると簡単な手順で3つの関連した音がほぼ同時に使えるんですね。あらためて「なるほどこれがポルトガルギターらしさ」なのかと感心しているところです。
 
 練習するにも明確な目的と目標がないと成果が期待できませんので、この手順の分析は重要です。適当にやっていても積みあがっていかないんでね。

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August 10, 2008

ファド・ロペス研究(その1)

 ポルトガルギター奏法の極意を知るには、この曲をマスターしないといけないだろう、ということで、「ファド・ロペス」の研究をはじめました。
 即興演奏が軸になる曲ですので、演奏家によって内容は千差万別ですが、アントニオ・シャイーニョ先生の演奏をコピーしながら、奏法の基本事項(iとpの合わせ技)も同時に復習していく予定です。

 ポルトガルギターの独特の奏法をマスターすれば単純なフレーズも複雑な表現にして聴かせることができます。基本奏法のマスターのための訓練にはやはり、この曲が一番適していると思います。

 1番(テーマ部分)は、どうにか弾けるようになりました。

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August 07, 2008

ギター教室 331

 ギター教室の話題。

 最近のレッスンのなかで、
 「音がぎっちり詰まっている曲より、スカスカの曲のほうが形にするのが難しい。」
という話になりました。
 
 「ぎっちり」のほうは、発音のポイントが連続的なので言わば機械的に弾けるわけです。「スカスカ」のほうは、発音のポイントが連続していないように見えるから、難しいのでしょう。

 ぎっちりでもスカスカでも、時間の経過は同等ですので、音符の過密さに関係なく「自分でタイムを支配」できるようにならなければいけません。

 「タイムを支配する」というのは、音符を点でとらえるのではなく、連続した時間の流れを感じ、その上でビートをもった音列(休符ふくむ)を配置していくために必要な条件です。

 

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August 06, 2008

最近の研究活動(8/6)

☆エチュード研究
 「タルレガ35のエチュード」no.20~24を並行して研究中。
 楽譜の指定どおりの指づかいだと自分には演奏不可能な箇所があります。しかし、おそらく、わたしが「これは無理だろう」と思う箇所は、多くの人もまた「無理だろう」と感じる箇所であると思います。そうしたところは、エチュードの趣旨に反しない程度に別の方法に置き換えることで乗り切る方法を提案したいと思います。
 わたし自身弾いてみて、どうやっても演奏に破綻をきたすような場合は、基礎技術の不足だと思われますので、それを克服するための「基礎技術向上」のための練習方法を考案していきたいと思います。

☆レコーディング
 「タンゴとギター 3.」「ケーナとギターの夢 2.」のレコーディングを進めています。
 真の実力者は1テイクで決められるはずですが、5分を超える曲で細部に気をつかいつつ、朗々と、ミスなく弾くというのは、想像を絶する「下準備」が必要なものだなとあらためて実感しています。
 日々の練習に精緻さが必要ってことですね。

 .「ケーナとギターの夢 2.」は、12曲録音完了していて、さらにあと2曲を今月中に完了予定。14曲のなかから、12曲選んでCDにします。
 「タンゴとギター 3.」は、まだ3割くらい。一気に録音完了までこぎつけられるよう、鋭意、準備中です。

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August 04, 2008

ボルドーナ音楽通信 8/3号

 久々に「ボルドーナ音楽通信」(メルマガ)を配信しました。受け取っていない方で、ご希望のかたは、メールください。

 せっかく再開したので、今後は毎月1回の配信をめざします!

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