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March 18, 2008

ギター教室 307

 ギター教室の話題。

 ギターを弾くのに爪は伸ばすべきなのか?という疑問について。

 爪の長さ、形などを何がしかの形に決めた場合、それによって、右手のフォームが影響されます。

 悪い例:
 爪を伸ばしてギターを弾いてみた。しかし、爪がひっかかってしまい、うまく弦をリリースできない。だから、表面板から垂直に逃げる方向で右手を使ってしまうようになる。

 これでは、弦のしなりや音色をコントロールするどころか、弦を狙い通りつかむことさえ難しくなるでしょう。したがって、「もし、爪の長さ、形などを何がしかの形に決めるならば、それに対し適切な右手のフォームが検討されなければいけない。」ということになります。

 しかし、現実問題として、これは非常に難しい問題です。なぜなら、「弦をしっかりとらえて弾く感覚」を身につけていない人にとって、「弦をしっかりとらえて、なおかつ、爪がひっかからないフォーム」を作るといのは、二重の課題を抱えることになるからです。

 だから、わたしは、爪を伸ばさずに合理的な右手のフォームを作って、それが身についた時点で、爪の形をそのフォームにあわせて検討していくのがよいと考えています。

 「爪があろうがなかろうが合理的に弾けるフォーム」を基本とするということです。

 合理的、、、の最低限の条件は、「完成したら絶対にミスしないだろうと推定される奏法、その完成への途上にあるであろう奏法」です。

 ミスは人間にはつきものですが、「その弾き方では、いくら練習したってミスがゼロにならないだろう。」という弾き方を選んではだめです。時間の無駄です。
 現在は途上であっても、これを練習して身につければ、完璧な地点にたどり着くはずだと確信できる弾き方を身に着けましょう。

 それが確信できたら、爪について、やっと検討できる。

 爪は伸ばすもの、、、ではない。基本フォームにあわせてそれを崩さないような形、アタックを適切に加えられる形に、検討するものです。

 

 

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