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October 13, 2007

ギター教室 279

 ギター教室の話題。

 昨日「メロディの崩し方」について触れましたが、これが、アンサンブルであった場合、何が基準なのか?という問題。

 ジャズでは、「スイングする」という言葉を使います。
 いったいスイングするってどういう状態なのか?それは、アンサンブル全体のグルーブが一致して一丸となっている状態を言います。

 ここで注意点はアンサンブルは「演奏者個人の個性によるリズム」が交錯して演奏がなりたっていることです。

 そして、演奏者たちの目指すリズムのありかたが一致している場合、スイングします。
 この場合、複数の演奏者がリズムをどのように選び一致させるか?が問題となります。そこでは、「音楽が目指すべきリズム」に関するコンセンサスも重要な留意事項となります。
 ここでは、「選ばれたリズム」が音楽のルールとなります。そのアンサンブル固有のローカルルールです。

 そんなことは可能なのか?というと、「演奏者全員がリズムをコントロールする技術を持っていれば可能」というのが答えです。
 アンサンブルは、演奏者同士の歩み寄りで成り立っています。お互いに歩み寄ったとしても、リズムのコントロールが完璧なもの同士であれば、お互いの中間地点でスイングすることができるのです。

 アンサンブルにおける「メロディの崩し方」は、この「中間地点」のリズムを基準に行われます。
 
 互いに自立自律したミュージシャン同士のセッションが刺激的な理由は、お互いを尊重しつつ、「中間地点」を見つける作業の面白さにあります。
 全員一致したリズムが明確になったとき、全員のたての線がずれていようが、どうしようが、スイングします。
 

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