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September 28, 2007

ギター教室 270

 ギター教室の話題。

 ギターの構えについて、研究員からの報告がありました。
「ハイポジションからローポジションにポジション移動する場合、ギターを思い切り立てて構えるとやりやすい。」
 
 なるほど。なぜか考えてみましょう。

 それは、、、ギターを立てて構えたときには、肩関節の動きをつかって腕を移動することになるからです。
 (ちなみに横むきに構えると、主に腕の肘関節をつかって移動することになります。)

 肩関節は「球関節」といって可動範囲がもっとも大きい関節なんですね。だから、肩関節をつかってポジション移動すると楽なわけです。

 ついでにいうと左足にのせてギターを弾く利点は、「ギターを立てやすい」というところにあります。

 う~む。スポーツ医学みたいですね~。
 

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ギター教室 269

 ギター教室の話題。

「技術の不足が演奏の障害とならないためには、完璧な技術を身につけなければならない。」

1.技術の不足は、「ミス」によって発見できる。
2.「ミス」した箇所の原因を探求し、改善方法を考えるべきである。
3.原因を探求するには、基準となる技術(ミスが最小限になるであろう技術)を知る必要がある。
4.基準となる技術のヒントは、同じ曲を弾いてミスしない人の演奏の中にある。
5.ミスしない演奏を真似てみるとミスしない理由が体感でき基準となる技術がわかる。
6.技術が改善される。
7.ミスが少なくなる。

 うまく弾けないのをただ悩んでも無為な時間を過ごすだけですので、実行あるのみです。

 誰でも苦手はあります。しかし、進歩することはできます。進歩することが実感できると「練習」の意味もまた新たに実感でき、さらに進歩しようという意欲もわきます。

 理屈をこねているだけでは何もおきませんので、今から実行しましょう。

 

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September 27, 2007

最近の編曲(ソロギター)

 心が寂しくなる秋です。
 自分の心をなぐさめるには、ギターの音色が一番ということで、「Milonga Triste」を編曲して何度も弾いてみています。
 が、う~む、もっとよくなるはず、もうひとこえ展開したい、ということで、やっぱりあれこれと試してしまいます。頭の中には、「幽玄の響き」がイメージとしてあるものの、技術的に横につなげるのが難しく、まだ解決してません。

 とかやっていると、寂しくなくなってくるので、ギターはやっぱりいいですね。

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September 25, 2007

ギター教室 268

 ギター教室、秋の発表会のお知らせ。

 ボルドーナ音楽研究所の発表会は、「研究」発表の場、誰にこびることもなく、「これがわたしの音楽です」ということを発表する場です。
 
 今回は、精鋭6名が出場予定です。タンゴ、ラテン、フォルクローレ、ジャズ、ボサノバ、ファド、、多岐にわたるジャンルがギターの可能性も示唆するようで興味深いですね。

 わたしも、何か参考になるような演奏をしたいと思います。

 入場無料ですし、公民館の会議室でわきあいあいとやっていきたいと思いますので、どなたさまもお気軽に聴きにいらしてくださいね。夕方から懇親会(飲み会)もあります。

 10/7(日)午後2時~ さいたま市原山公民館2F会議室 「ボルドーナ音楽研究所」

 お問い合わせは、飯泉までお気軽にどうぞ。

 

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September 22, 2007

ボルドーナ音楽通信 9/21号

 半年以上ぶりで、「ボルドーナ音楽通信」配信しました。
 やっと、、Webメールのアドレス帳でメールアドレスの管理できる体制になったので、、。

 あまりに期間があいてしまったので、読者に忘れられてるかなあ、、、

 ※ご希望の方には配信いたしますので、お知らせください。

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September 21, 2007

ギター教室 267

 ギター教室の話題。

 演奏技術(身体の使い方)の部分は、機械的に分析可能でいわば量で測りやすいものですから、教える側としても教えやすいし、「虎の巻」「教則本」の類も作れる領域であると思います。

 しかし、仮に十分な演奏技術があったとしても「何をどう演奏したいのか」という動機や目標、興味といった「心」の部分がないと音楽にはなりません。
 
 その「心」の部分は、質の領域であり、譜面にして伝える、数値化するというような量的な処理が難しいので、口に出して教えにくいし、生徒も「感じて覚える」「体感する」という方法で学ぶよりほかない部分であります。
 
 学ぶ立場でもあるわたしは、質を量に置き換えるのは可能なのか?と考えてきましたが、、、部分的には可能(心を構成する音使いとかある種の理論とか、いわば知識やコツの類)だけど、全部は絶対無理だろうというのが今のところの結論です。
 量に置き換えるのが難しい部分は、「状況処理のプロセス」「実践していく知恵」「勘」などの「経験」に関わる部分でしょうか。

 最終的に、質的要素は音楽の十分条件になりうるけれど、量的要素のみをいくらかき集めても必要条件にしかなりえない(=不十分)という感じがします。
 
 確かにいえるのは、「心」を体得して、演奏できるようになるミュージシャンは世界中に大勢いるということです。その事実に自分たちも希望を持って生きていきたいと思います。

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September 15, 2007

ギター教室 266

 ギター教室の話題。

 「ボルドーナ音楽研究所」は、ギターの研鑽をとおして、生涯学習の手助けの場になったらいいなあと常々思っています。
 半分しゃれ、半ば本気で「研究所」と名乗っているわけですが、何か課題を発見して自分で勉強していくというのは、誰でもやっていいことですし、何歳でもやっていいことですしね。
 
 これまで30年近くギターと触れ合ってきましたが、最近になってやっと演奏技術を具体的な肉体の動きとして解明かせるようになってきました(まだまだ課題はありますけど)

 教育、というより学習、研究の場でありたいです。必要な助言をし、ともに考えるというのが、わたしの役割と思っています。
 
 研究というと一般にはおおげさなイメージかもしれませんが、それぞれの興味、課題に向き合い解決するために勉強するという意味です。

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September 14, 2007

ギター教室 265

 ギター教室の話題。

 タンゴをギターで弾くのはかっこいい。
 タンゴ的な歌い方(リズム)をこれでもかというくらいメロディに入れて「やりすぎなんじゃないの?」くらいバキバキ弾きましょう。

 それはそうと、、最近のレッスンで気付いた点

1. 右手も左手も指の動きは最小限にしましょう。大きい音を出すには、弦にタッチしてからが勝負です。
2. 音のカット(消音)は、左手ではなく右手で。弦に触れれば消音できますので、スタッカートなどは、次の一手のタッチを兼ねて消音するのが合理的です。理想は、消音しようがしまいが、手数が変わらないこと。
3. 消音の技術がないと「リズムのたった音楽、ファドもタンゴも」演奏できません。
4. そうは言っても曲を弾くのにあまりに細部にこだわりすぎて曲にならないのでは残念です。現状の技術で思い切り音楽してください。
5. レパートリーは完成度を上げるように、つねに練習してください。

 
 

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September 12, 2007

ヴィオラ研究(~9/11)

 ファドがファドであるためには、ヴィオラは最も重要な存在です。ファドで一番重要なのは歌だし、ポルトガルギターも第二の旋律として、大きな役割を担っていますが、ヴィオラの安定と的確なグルーブがなければ、それらも「砂上の楼閣」となってしまうからです。

 今回は、月田さんのレパートリーの「あなたにファドを」「川辺の民」のヴィオラを研究。

1. 基本のベースラインは1度と5度の繰り返し。
2. 次のコードのルートにはクロマチックでつなぐパターン。
3. トニックのベースを3度からはじめるのは、メジャーキーでもマイナーキーでもあり。
4. 聞えないけど、グルーブを決めるゴーストノートは必須っぽい。

 このあいだのファドモーラリアの研究と比較すると、今回の曲にもそれと同様の特徴があり、「ヴィオラの基本て、カスティーソに全部入ってるんじゃないか?」と思いました。歴史的な経過から言って当然の話ですけど、実際、資料にあたってみて「なーるほど」と思った次第です。

 ヴィオラの一番の勉強は、ファドカスティーソの伴奏を徹底的に分析して真似てみることだと思います。で、ファドムジカードに応用して実験してみると、そうおおはずしはしないような気がしますね。

 

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September 10, 2007

ギター教室 264

 ギター教室の話題。

 知ってる人には役にたたない話。でも、意外とちゃんとわかってる人は、少ない話。

 キーが変わると五線譜に#がついたりbがついたりする。なぜか?

 それは、五線譜がCメジャースケール(ドレミファソラシド)表示用の目盛り線だからです。
 Cのところから順に音符を書いていくと、自動的に全全半全全全半、という音程になり、ドレミファソラシドと聞えるような目盛りなんですね。

 では、この五線譜にGのところから音符を順に書いていくとどうなるか、、、並んだ音符の音程は、全全半全全半全となり、このままでは、ドレミファソラシドに聞えませんね。

 どうしたら、ドレミファソラシドに聞えるか?7番めの音に#をつければいいのです。

 実際には、7番めの音(この場合F)が乗っかる目盛りに#をつけて、目盛り線の機能を変更してやるという作業になるため、キーがGの譜面は、一番上の線に#がついてる五線譜になるわけです。
 ちなみに、この#がついてる音が、このキーの中ではシの役割になります。

 図解もせず説明されて、この話わかる人はすごい!←図解しろよ~

 

 

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September 07, 2007

ギター教室 263

 ギター教室の話題。

 音楽のあるべき姿、ということを考え始めるときりもないのですが、「どうやらこうなのではないか?」ということを考え続けて、常に課題として持っていることは大事だと思います。

 音楽の現場(アウトプットの場)では、「持っているものを全部出す」という姿勢で、たとえとんちんかんであろうとやるしかないわけです。
 同時に、常に研究を怠りなくという姿勢(インプット)がないと、「別に、演奏者の好みのスタイルでおしきって演奏するならファドじゃなくてもいいじゃん、タンゴでなくてもいいじゃん」という結果になるのも事実です。
 さらに、矛盾するようですが、「演奏者の個性のない演奏なら毒にも薬にもならんよ」という結果になるっていうのも実際あります。

 そこらへんを止揚して、まとめていくっていうのが、演奏の実際なわけですね。

 そのためには、演奏を評価する基準を持つことが必要です。

1. 思い切り演奏できたか?できたならOK。できなかったなら、その原因を洗い出す。
2. 研究は十分しているのか?どこが不明で身についていない部分なのか。メカなのか、ノリなのか、語彙なのか。あるいは、他にどの点なのか?
3. 総合的に、現在の演奏で不足している部分は何なのか?

 「音楽とはこういうものだ」という確信を「うそであってもいいから」持つことは、演奏の現場では非常に大事であるけれど、一方では、その確信は実は危ういものだという認識も必要なんですね。そこを本当の確信にするために、研究はするわけです。

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September 05, 2007

ヴィオラ研究(今後)

 ヴィオラ(ファドの伴奏ギター)研究をすすめてます。
 
 15曲(月田さんのレパートリー)をめざして研究していく予定です。その成果は、今後共演するヴィオラ奏者にしっかり伝えていき、ライブのクオリティアップにつなげたいと思います。また、このブログ上でも発表していきます。

 それから、月田さんのライブではポルトガルギターを弾いているわたしですが、来月10/15,16、津森久美子さんの四谷マヌエルのライブには「ヴィオラ奏者」として出演します。
 大人の低音でぐんぐんドライブさせますので、ご期待ください。

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September 04, 2007

ギター教室 262

 ギター教室の話題。

 暑かったけど短い夏が終わり、すっかり秋になりました。

 ギターの演奏は、誰でも気軽にはじめられるものですが、気軽な分、自覚してるかどうか別にして挫折する人も多いですね。

 わたしの場合、小学校までは、音楽へのイメージが「日ごろ聞いてる歌謡曲」「習い事としてのピアノ教室」「学校の授業で触れるクラシックとか文部省唱歌?」しかないという、田舎では普通の少年時代を送っていましたが、中学校の先輩からフォークを教えてもらい、そこから「誰でも自由に音楽はやっていい。これは授業でも習い事でもない活動でありうる。」ということを知りました。

 だから、ギターは、わたしにとって自由な音楽活動のシンボルであります。

 問題は、、、「自由である」=「下手くそでいい」というわけではないことです。下手くそでは自由な演奏ができませんからね。

 「自発的な動機でギターを手にする。」~「それを自在に奏でるまでの技術を獲得する。」このふたつの間には、いくつかの超えねばならないハードルがあります。
 しかし、このハードルの存在が、「挫折」の原因であるなら、それは、その人にとって、そもそも、ギターは自由のシンボルではなく不自由なものという話になります。

 だから、わたしは、このハードルは、挫折の原因であってはいけないと思います。

 中には越えられないものもあるかもしれません。未知の領域に踏み込むのは、いつでもたいへんなことですが、それをわくわくして迎えられるか、正面突破で乗り越えるか、あるいは工夫して回避するか、うまくいかないことすら楽しめるか、いずれにしても、、、大好きなギターを「挫折=不自由」のシンボルにしてしまうのはもったいないなと思います。

 「ギター=不自由」の図式の中にいかないためには、ハードルの存在を自覚して、どう乗り越えたらいいか考え、実行することです。

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September 03, 2007

ケーナとギターの夢vol.12(9/2)

 9/2「ケーナとギターの夢」でした。

 たいへん内容の濃いプログラムで大仕事って感じでしたが、無事終わってよかったです。
 さすがに、あれだけハードな選曲でギターをバキバキ弾くと体力もそれなりに消耗します。やっぱり、低音弦はぐんぐんしならせて弾きたいですからねー。

 ご来場くださったみなさん、ありがとうございました!次回は、11/25の予定です。

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September 02, 2007

ケーナとギターの夢vol.12

本日(9/2)夜7:15開演です。

秋の音色をお楽しみください。
みなさまのご来場お待ちしてます。

詳細は↓です。

http://homepage3.nifty.com/bordona/live.html

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