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May 28, 2007

ギター教室 244.

 ギター教室の話題。

 ギター1本で伴奏する技を身につけてもらうため、最近は、研究員のみなさんに「ファドやろうよー」と持ちかけています。
 ファドの伴奏ギターは役割的がシンプルだし、コード進行もわかりやすいので、いい題材です。

 メロディとコード進行とノリと型だけで成り立っている音楽を身体と耳で覚えていく過程は、ポピュラー系ギタリストにとっては必須科目です。

 ファドの伴奏ギターは、基本は「ルート、5度」と交互に弾くベースライン。これが、コードフォームの低音弦に固まっている音の配置を身体で覚えるのに具合がいい。右手は、できたらアポヤンドで弾いてねということでやってます。

 さらに、1-3弦は、右手でカットしてもらってます。これも右手の訓練にはたいへん具合がいい。レロ奏法なんかで弾いてしまった日には、身もだえするほどかっこいいです。
 ここぞというところで、ベースラインの動きのきかせどころがあり、ギターのかっこよさの基本がつまってます。

 しかもコード進行は機能的なので、耳の訓練にもよい。1曲しあがったら、同じ曲をその場で急に決めた別のキーで演奏してみるなんてこともしたら、本場のファドの演奏方法を体感できますね。

 ちなみに、わたしはポルトガルギターを一緒に弾いてます。ラテン系研究員だと「リズムの体得が非常に速い」です。レッスンだというのに、たいへんノリノリで楽しい時間をすごしてます。
 
 「リズムの体得が非常に速い」、という部分はなぜか?それは「勘」が働くせいです。その音楽に特有のノリをかぎわける「勘」。それは、「かっこよさをかぎ分ける勘」ともいえます。

 勘を養うには?まず、好きになることです。

 好きっていうのは、かっこよさを感じる心があるってことです。

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