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February 28, 2007

エチュード研究「カルリ45のエチュード」no.15(0小節め)

Carulli151_1 さまざまなエチュードを並行して研究しちゃうエチュード研究のコーナーです!大好評(ほんとか?)につき、今回は、「カルリ45のエチュード」no.15。

 タルレガで泣きそうな研究員からのリクエストもあったので、休憩(?)がてら、これを見ていきます。まあ、実際、「難易度」というものはあるものです。タルレガは「強靱な左手」が要求されますからねー。ギタリストの弱点を掘り起こすためにエチュードを編んでいたんでしょうね。
 その点、カルリは、「押さえがキツイ」とかいうのはなくて、「ギターが朗々と鳴る、ギターの長所を生かした音楽を学ぶ」というところにポイントがあります。

 さて、今日の課題、no.15。0小節め。

 ※弱起小節(拍数が4つに満たない)なので、ここは1小節めではなく、0小節めとします。

 伴奏なしの駆け上がり単音フレーズです。ここは、p指をどこに置くかがポイントです。いきなり、重要な技巧公開ですね。ちなみに、わたしは、アルアイレで弾きます。
 「p指は、弾くべき弦の隣の弦の上におきましょう。3弦の音なら4弦上にp指です。2弦の音は、3弦上にp指。」
 p指を空中に浮かせたまま、あるいは、どこか一箇所の弦上においたまま、、というのでは、不安定ですし、消音が完全にできないからです。
 不要な弦の響きは、p指の側面でさりげなく消しておきます。

 単音フレーズの場合、p指を隣の弦上に置くというのは、わたしが独自に開発したものですが、、、、実は、意外とさまざまなギタリストが使っています。ファンホドミンゲスとか、、身近な○○さんとか。結構、いろんな人が発想するものですね。合理的だからでしょう。
 弾くべき弦が変わるたびに、pの位置も変わるわけで、それが自在にできるようになるには、右手の腕の使い方(弦の数の分だけ6段階に腕の位置もかわる)も含め、しっかり練習する必要があります。

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February 26, 2007

ギター教室 225.

 ギター教室の話題。

 ギターの奏法について。
 ギターは、さまざまなジャンルで使われる楽器ですので、さまざまな奏法があります。ジャンル境界線上の音楽では、その奏法もミックスされたりするし、ギタリスト個人の指向性によっても枝分かれしますから、「ギタリストの数だけ奏法がある」とも言えます。個人が反映されやすいというところが、ギターの音楽のおもしろさでもあるわけですね。

 わたし自身は、これまで何人かの先生に、それぞれ貴重なアドバイスをいただきながらギターを勉強してきました。どの方も、その人ならではのことを教えてくれました。
 それらをミックスし、さまざまな音楽を経験したりして、今の自分になっています。わたしもなんだかんだで20年以上格闘していますよ〜。生きてる限りこの格闘は続くでしょうしね。

 こういう風になりたい、、という想いをもって、10年計画(途中修正可能)という感じでしっかり勉強、研究してください。

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ギター教室 224.

 ギター教室の話題。

 みんな同じような素質があるわけではありません。だから、他人と自分を比較して落ち込んだり誇ったりということは、無意味です。自分の中の最高をめざしましょう。
 
 せっかく一生の友となるギターに出会ったのですから。

 音楽の勉強は実に多岐にわたります。そして、人にはそれぞれ得意不得意があり、それらをまんべんなく高められる人もいれば、そうもいかない人いるわけです。
 その事実から導かれる結論は、「わたしには無理だからあきらめよう」ということではなくて「自分の中の最高に到達するための計画が必要だ」ということです。

 感情や知性や身体、さまざまなことが、からみあって音楽です。自分自身で自分の家を建てるようなものです。

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ポルトガルギター2/25

 ポルトガルギターの1、2弦は2度チューニング。なんでかというと、そりは・・・

 ファドのサウンドの特徴に、2度で音をぶつけるというのがあるんですねー。
 たとえば、キーがEmの曲で、トニック(Em)の時、2弦2フレットを押さえると、B。1弦開放を鳴らすと、これもB。で、2弦のBを半音で上げ下げしながら、1弦も弾く。そうすると、なんともいえない、ポルトガルギター独特のチャラリラしたフレーズになります。
 5度のコード(B7)をドミナントと言いますが、この時も同様に使えます。

 また、他のキーでも、3フレット指を広げるだけで、2度の響きになります。
 普通のギターで2度の響きを出すには、開放弦をからめるか、指を5フレット分開いて出すしかないですが、ポルトガルギターなら、簡単に出せるわけです。

 マイナーコードで3度を抜いて4度と5度をぶつけるっていうサウンドもあり、また、これがクールな響きです。2度でぶつかる響き、、、、ポルトガルの人の好みなんでしょうね。

 最近、大分ポルトガルギターの奏法がわかってきたせいか、採譜が楽になってきました。ただ、問題は、、、、フレーズが内包するリズムです!こればかりは、からだで覚えないとね。

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February 24, 2007

「ケーナとギターの夢 vol.10」2/24

0702247 記念すべき10回めのリサイタルでした。

 リサイタル、、、っていうと、ど派手な感じしますけど、演奏者本人の意志でするコンサート(自主企画コンサート)のことをリサイタルというので、われわれのコンサートはリサイタルなわけです。

 今回は、入魂の新曲(古い曲ばっかりだけど、はじめて演奏する曲だしー)が4曲もあり、なかなかに密度の高いプログラムでした。

 みなさんには楽しんでいただけたようで、よかったです。
 御来場のみなさま、ありがとうございました。

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ポルトガルギター2/23

 「ファドのオブリガードは、5度の音から始まるフレーズが多いですよね。」という話を以前、月本さんに聞いていましたが、なるほど、確かにそうですねえ。

 ポルトガルギターの役割は、即興で歌にオブリガード(合いの手)をつけることですが、「なんでもあり」というわけではなくて、「8分音符、または16分音符のフレーズで美しく歌につながるような旋律」というのが基本です。

 とにかく、スタンダードナンバーは、コード進行もメロディも構成も覚えて弾かないといかんですね。身体にしみつくようにね。譜面おいかけてるようでは、、、いかん。

 まずはメロディは覚えて、コード譜だけにしよう、、、と思う今日このごろ。

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February 23, 2007

VIVA FREAK! 2/22

Viva_freak 浦和駅前とかで無料配布されているフリーマガジン「VIVA FREAK!」誌。先月末に取材していただいてましたが、ついに2/22発行されました〜!おお、のってる〜。
 
 小さくてカワイイ本。さいたま市のおいしいお店情報やイベント情報など楽しい誌面です。

 ぜひ、みなさん読んでみてくださいねー。 

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February 22, 2007

ギター教室 223.

 ギター教室の話題。

 うまく弾けない箇所には必ずその原因があります、、、っていう話は毎度していますが、それが速いテンポの曲である場合。
 多くの場合「速すぎて弾けない」のではなくて、「手順が間違っているから弾けない」だけなのです。

1. 正しい手順を見つける
2. その手順を左右の連動(指を運動させる順番、腕の運動)を意識できる程度までゆっくりにして100回練習
3. ゆっくりのテンポで10回続けてミスなく弾けたら速いテンポでも試してみる

 こんな練習方法で弾けるようになるはずです。正しい手順とは、、、運動に無理がない手順です。

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February 21, 2007

シェルブールの雨傘

 映画「シェルブールの雨傘」について。

 全編、音楽で埋め尽くされている映画。ジャズありタンゴあり、すごいなー、パリ。本物があふれる街。
テーマ音楽もその3つの部分が映画の場面によって自在に組み合わされて出現。ミシェル・ルグラン、、、かっこいー。

 登場人物のせりふは、すべて、メロディの上にのって「歌」として語られます。
 
 みな幸せになろうとしている。当初の予定通りの幸せではなかったけど、それぞれの幸せをつかもうと懸命に生きている。当初の予定通りでない、、、って、ところからくる悲しさが、、、もう泣けて泣けて。

 2/24には泣かないで演奏できるよう、がんばります・・・

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February 20, 2007

今後の音楽活動について

 今後の演奏活動の予定について、みなさまにお知らせいたします。

1. 4月から、ファド歌手の月田秀子さんの伴奏をつとめることになりました。むろん、ポルトガルギターを弾きます。ただいま、鋭意、研究中。ファドは奥が深いですから、一朝一夕にいかないのは承知しています。好きな音楽なので、がんばります。月田さんの演奏スケジュールは、3月になったら当HP上でもお知らせいたします。

2. これまでどおり、「峰万里恵」「ケーナとギターの夢」「ソロギター」「飯泉バンド」の活動は続けます。また、これからも、共感するミュージシャンとの出会いはあるはずですので、新たなコラボレーションの可能性は常にあります。

3. 2007年はCDも制作したいです。構想にあるのは、「タンゴとギター 3.」「ケーナとギターの夢 2.」。実現に向けてがんばります。ボルドーナ音楽研究所のスタジオで録音予定です。ミュージシャンとして生きている限り、音は残していきたい。悔いが残らないよう。

4. これまでどおり、ギター教室での指導も続けていきます。「ギターや音楽について」、わたしと楽しく勉強しましょう!生徒募集中〜。

 だいたいこんな感じ〜?
 全国各地の(そんなにいるのか!?)ボルドーナ音楽研究所、研究員からのコメントお待ちしてます。

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February 19, 2007

ケーナとギターの夢2/24

 ケーナ高橋さんとリハでした。

 ゆうべ遅くまでかかってやっと編曲できた「シェルブールの雨傘」からはじまり、「あなたの影になりたい」、「ヤキルナ」、わたしのオリジナル曲「エル・カミーノ」。

 「エルカミーノ」は、2003年に高橋さんと演奏をはじめたころは、時々演奏していましたが、しばらくぶりで復活。編曲も新しくしました。
 明日から本番に向け、自主練習がんばります。
 
 みなさまの御来場をお待ちしています。素敵な夜を過ごしましょう!

〜2/24(土)「ケーナとギターの夢 vol.10」さいたま市民会館うらわ 8F 夜7:15開演 〜 

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ギター教室 222.

 ギター教室の話題。

 来月の発表会では、生徒どうしでアンサンブルもやってみましょう、ということになったので、その合同練習会をやってきました。

 3曲、「ラ.クカラーチャ」「枯葉」「ジャニーギター」の順番に練習。「ジャニーギター」は、あと1パート増やしたら、もっと美しくなるので、やり方を考えてみようかと思います。

 さて、あわせてみると、ぞくぞく問題がでてくる。それをみんなで協力して解決し、最後まで仕上げるというのは、とても大事な勉強です。技術的な問題もあるでしょうし、リズム、ビート、呼吸の問題もある。
  
 発表会は3/21、原山公民館の2F会議室でやります。生徒どうしお互いの演奏を聴きあって勉強しましょう、自分の研究成果を聴いてもらいましょうという趣旨で始まった発表会です。今回で5回目となります。

 一般の方の御来場も大歓迎です。小さい会議室でわきあいあいとやってますので、お気軽に聴きにいらしてくださいね。楽しいですよー。

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February 17, 2007

「あなたの影になりたい」

 ”ケーナとギターの夢”スペシャルバージョン、、、、編曲完了!あー、でもケーナじゃなくてサンポーニャとギターで演奏します。2/24、是非、みなさん聴きにいらしてくださいねー。

 最後のほうは、ベネズエラ流のカッティングでジャキジャキ弾きます。どこまで速く弾けるのか、、、挑戦してみます。

 あと1曲。編曲、がんばります。

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February 15, 2007

ただいま編曲中の曲

 最近、編曲している曲。

1. 石と道(ユパンキ)
 ソロギターで弾くために編曲中。アルゼンチン・サンバって、モチーフが単純だから、ただメロディを演奏するのでは、いまいちなんですよねー。単純なモチーフをどうドラマチックに響かせるか?ここが勝負。いろいろ検討中です。サイズが決まっている(ZAMBAだから)という拘束条件がある分、作りやすくはあるんですけどねー。

2. あなたの影になりたい(ベネズエラ民謡)
 「ケーナとギターの夢」用。サンポーニャとギターで演奏します。もうちょっとで完成。かっこいいぞー。

3. シェルブールの雨傘(ミシェル・ルグラン)
 「ケーナとギターの夢」用。フルートとギターで演奏します。泣いてください。あ〜、でも、これから編曲するんだった〜。泣けるように編曲しますねー。

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ケーナとギターの夢 2/24

 2/24(土)の「ケーナとギターの夢」今回は新曲もりだくさんです。

 現在、鋭意編曲進行中。あははは。わたしがしなきゃいけない分の編曲がまだ終わってないんすよー。今週中には、最高のができます。そしたらリハやって完成の予定。御期待ください。

 2作めのCD「ケーナとギターの夢 2.」も作りたいし〜。がんばるぞ!

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February 14, 2007

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」no.7

No7 峰さんとわが自宅スタジオにてリハーサルをしていたら、「タルレガ35のエチュード」の表紙を見た峰さんに、「タルレガってどういう人なの?」と聞かれました。

「”アルハンブラの想い出”を作った人ですよ。」
「ああ!」
「ギターの先生だったから、いっぱい練習曲も作ったんです。100年前の人だから、ロマン派の最後のほうで感覚が新しいんです。」
「えー、100年前で新しいの?」
「うーん、他の、、、カルカッシとかって200年前の人だから、それよりはグッとわれわれの感覚に近いですよ。メカニカルですけどね。」
「あー、なるほどねー」
 
 クラシックギターをやっている人には馴染みのある作曲家でも、一般的にはマイナーだからなあ。でも「アルハンブラの想い出」は名曲だから知っている人は多い。曲名で「ああ、あれか!」って納得させるんだから、さすがですね〜。

 新しい練習曲という意味では、「ブローウエルのシンプルエチュード20曲」とか、「ビラ・ロボスの12のエチュード」とかが有名ですよね。どちらも「ビート、リズムを鍛えつつ、旋律線に偏らない全身の技巧を身につける」のにいいです。

 ただ、、ポピュラー音楽系の旋律線をしっかり弾けるようにするためには、「タルレガ35のエチュード」が一番いいように思います。例えば、タンゴとかジャズとかをやれる技術ですね。

 さて、今日は、no.7。
 どこかで見たような内容、、、セゴビアのスケールのバリエーションみたいだけど、、、セゴビアのほうがタルレガより後の時代の人だから、、タルレガのほうが大本でしょうね。

 6弦0フレットから、1弦13フレットまで半音の反復で上昇下降するメカニカルな練習曲。3拍子なので、そのビートを感じて弾くべきです。ポジション移動した直後にアクセントがきたりしないよう、あくまで3拍子を感じさせるアクセントを入れて練習しましょう。
 左手は、しっかり4フレット分は広げて準備を万全にして弾きます。ポジション移動が頻繁にあるので、それでフォームが崩れるようだと、まず弾けません。

 わたしの場合、、左手は問題ないですが、右手の指使いamで弾くのが苦手、、、。気が狂いそうになります(笑)音楽の現場で使わないような指使いだからこそ、こういう練習曲でバランスよく練習しておく必要があるわけですねえ。

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February 13, 2007

2007-2-11「アルゼンチンタンゴの夢」ギターコンサート

200702111 ひさびさのソロギターコンサートでした。
 今回は、ロマンティックで美しい、哀愁のある、、、そういう曲をメインにした選曲。

 「人生よありがとう」は、即興演奏で演奏しました。かなりいろいろな角度から研究し、弾きこんで練習しているので、現時点でのベストな演奏になりました。
 
 本来、、即興で弾く音楽のほうが自分は気も楽なんですよね。

 「ラ・クンパルシータ」のように編曲してしっかり構築してあるような曲は「作品性の高さ」という点では、演奏前から保証されていて、そういう意味での安心感はあるんですが、自分は「出」がジャズなもんで、譜面の音楽より、即興演奏のほうが気持ちが入ります。

 むろん「編曲して作りこむ」「即興性を高くもりこむ」、、、というのは、どっちが素晴らしいという問題ではなくて、「この曲はどういう表現、編曲が適切か?」という「判断」の問題にすぎないんですけどね。

 お客さんと開演前にお話した中で、
「わたしは、ギター1本でどうやってタンゴを弾くのか、すごく興味があるんです。楽しみにしています。」という方もいらして、「こういう在り方に共感してくれる人、いるんだなあ」と始まる前からかなり勇気づけられました。ありがとうございます。

 思いがけず、たくさんの方に聴きにきていただき、ありがとうございます。何度も聴きに来てくださっている方も多くて、ほんとうに感謝の言葉もございません。

 ソロのコンサートは、またしばらくしたらやりたいと思います。全国どこでも行きますので、企画のお手伝いしてくださる方は、ぜひ、メールくださいね。

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February 10, 2007

ギター教室 221.

 ギター教室の話題。

 研究するというのは「仮説をたて、実験(検証)し、考察し、評価をする」ということです。

 その動機としては、「これが実現したら(解明できたら)、それは素敵なことだ。」という価値観がベースになっています。
 研究は具体的な作業の積み重ねです。音楽も、抽象的なイメージの世界を具体的な音の連なりで構築する作業です。

 今日は、それを自ら実践している研究員のレッスンでした。「より良く、より充実して」音楽生活を送るということは、楽しいですよね。それぞれの現在位置でベストを尽くしましょうね。
 

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ギター教室 220.

 ギター教室の話題。

 最近、ギターを手に入れた生徒と、またまた「弦」の話題で盛り上がったりしてます。

 わたしはベルナベに、プロアルテのノーマルテンションを張っています。ほんとは、男らしく?エクストラハードテンションなんか張りたいところですが、弦長が660mmと大きめなので、ハードテンションですら、右手の力が足りなくて弾きこなせません。左手もちょっと指が寝てしまうと固定できないし、、、。だから、ノーマルテンション。
 以前は、123がオーガスチン・リーガル、456はオーガスチン青を張っていた時期もありました。音色は素晴らしかった。ちょっとチューニングがあいにくかったので、プロアルテに乗り換えましたが、また張ってみたいなあ。
 あと、セシリア・エクセレンスのハードテンションもよかった。音色は一番好きだったけど、いまいち、もちが悪くて、不経済なのでやめてしまいました。うーむ。また張ってみたい。

 さて、ギターによって、「張りが強いな」とか「柔らかいな」とかの弾いた感じは違います。たとえ同じ弦長で、同じ種類の弦を張っても、ギターが変われば、感触も変わる。
 なぜか?それは、楽器によって表面板を駆動するのに必要な弦の運動エネルギーの量が違うからだと思われます。グレッグスモールマンがバカでかい音がするのは、小さいエネルギーで表面板をブルブル駆動させることができる仕組(薄い表面板、ハニカム構造の力木)だからです。

 そう考えると、、、ベルナベってすっごく体力がいる楽器なんですよねー。全力で弦をしならせてやっとこさ、納得いく音になるというか。まあ、ゴツイ体格の楽器だからしょうがないですね。むろん、音の存在感は素晴らしいものがありますが。

 弦のメーカーによって、音色も感触も違うので、みなさんも是非、さまざまに試してみてください。

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February 09, 2007

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」no.6

No6 「タルレガ35のエチュード」no.6について。

 タルレガのエチュードは、キーがAのものが多いですが、これもそうです。Aのメジャースケール(ドレミファソラシド)を使っての音階練習。クラシックギターの最高音(19フレット)まで使うし、ハイポジションを弾く練習にもなります。

 いったりきたりのパターン化されたフレーズのメカニカルな練習ですが、フォーム的には部分的に小指を拡張して弾かないといけないところがあり、それで左手のバランスを崩さないようにしないといけません。

 16分音符で埋め尽くされているので、途切れないよう弾くには、計画性も大事。どこで小指を拡張するのか?どこでポジション移動するのか?開放弦はどこで使うのか?などのチェックをよくして練習する必要があります。

 右手は、imと、、、maの指定もあります。このmaってのは、普通あんまり使いたくない指使いですので、自分のレパートリーの練習だけだとあまり鍛えられません。
 そういう「避けたくなる指使い」もバランスよく鍛えましょう、、、という趣旨なんですね。きっと。

 やっぱり、こういう練習は必要だ〜。 

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FMうらわ 再見!

 2/9(金)朝8時、FMうらわ「恵の食卓」に出演します。ラジオだから声だけね。78.3MHzです。

 ソロギターのCDもかけてくれるってー。浦和のみなさん、聴いてねー。

 FMうらわのHPは、http://redswave.com/です。

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February 08, 2007

ギター教室 219.

 ギター教室の話題。

 「タルレガのエチュード」は、楽器をコントロールする精度をあげるのに非常によい教材ですね。鋭意、研究を続けていきたいと思います。

 この手のメカニカルなトレーニングは、「自分の意図を楽器にダイレクトに伝えるため」にするものです。だから、がんばりましょう。

 自分の意図って?という問題に悩む人もいるでしょう。でも、いいんですよ、それで。それこそ研究対象です。時間はかかりますが、しつこく考え続けていくといいと思います。

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February 06, 2007

アルゼンチンタンゴの夢-ソロギターコンサ−ト2/11-

 2/11(日)午後2時30分より、さいたま市民会館うらわ8Fコンサート室でソロギターのコンサートやります。
 今回のプログラムは、しぶかっこいいよ〜。新曲も2曲あります!

 今日は、プログラムの通し練習を2回やりました。30曲以上本気で弾くと結構消耗しますね。完璧をめざすには、新たな課題というのは毎回出てくるものですから、まだまだたくさん練習しなくてはね。

 新曲のうちのひとつは、即興演奏で表現する予定。譜面なし再現性もなし。メロディとコード進行のみがあります。ジャズのやり方で演奏します。何を演奏するかは、当日のお楽しみ。

 みなさまの御来場をお待ちしてます!

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February 05, 2007

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」no.5

 ゆうべは、久々にパット・マルティーノの教則ビデオを見て興奮。

 ジャズの場合、面白い即興(思ってもみなかった世界を作ること)をいかにするか?そのイメージをいかに音で具体化するか?が興味の大半です。ただ、それ自体は方法論でしかないので、そこに終始してしまうと、音楽の目的を見失ってしまいがちなので注意ですね。「心」を忘れずに、しかし、あらゆる身体の修練を続けるということが大事です。

 No5 さて、たいへん身近な話題にもどり、「タルレガ35のエチュード」からno.5。

 「タルレガ35のエチュード」には長い曲もあれば、短い曲もあります。まずは、短いやつから見ていくことにしました。

 この曲は、左手は、スラー、ポジション移動、バランスのいい指使い、が課題。右手は、6弦から1弦まで苦もなく横断できる「指と腕の使い方」が課題です。

 16分音符が連続するところは、左手の指を最初にしっかりセットして弾かないと弾けないので、「4フレット分はしっかり左手指4本をのせられますか?」という日頃の練習成果が問われます。

 基礎ができている人なら難しくはないです。難しいと感じる場合、それがどの部分なのかチェックして、原因を考えてみましょう。

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February 04, 2007

「ケーナとギターの夢」@植竹公民館

Dsc06537 2/3(土)植竹公民館の「子供音楽祭」に特別ゲストとして招いていただき、1時間たっぷり演奏してきました。写真は、いただいたお花でーす。

 子供音楽祭ということで、子供たちがいろいろ演奏を聴かせてくれた後、われわれの演奏。みんな、しーんとして聴いてくれました。
 次回「ケーナとギターの夢」は2/24(土)夜7:15から、さいたま市民会館うらわ8Fコンサート室にて、やります。みなさまの御来場をお待ちしてます。

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February 03, 2007

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」no.4

Tarrega クラシックギターの文化の大きな財産として、「エチュード(練習曲)の豊富さ」があげられます。
 今日から、1曲ずつとりあげて研究していこうと思います。カルカッシ、ソル、カルリ、コスト、アグアド、ジュリアーニ、カーノ、タルレガなどのギタリスト作曲家によるエチュードは、われわれ学習者にとってたいへんありがたく、貴重なものです。

No4
 で、、、今日は、「タルレガ35のエチュード」の中から、No.4。

 キーはDで、12小節と短い曲です。4指を含めバランスよくコントロールするための題材として作られています。
 基本的に、左手のポジションを固定し、4フレット分を1〜4指で網羅する作りになっています。
 が、6〜8小節めの下降してくるフレーズに導音が含まれており、そこだけ、4指を1フレット分拡張して弾くようになっています。ここが難所。
 拡張する箇所をよく把握し、また、フレーズのイメージどおりに指が動くよう練習しましょう。ゆっくり、そして速く練習しましょう。

 miで弾けるようになったら、他の指でも弾けるようにすると右手の練習にもなりますね。
 
 関心のある方は、是非、全音から出版されている「全音ギターエチュードシリーズ1〜10」を手に入れ、一緒に研究しましょう。1册、税別850円だから、利用価値を考えるとむちゃくちゃ安いですよ!

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February 02, 2007

ギター教室 218.

 ギター教室の話題。

 最近、無理矢理な押え方でギターを練習していたため、左手の関節をいためてしまった生徒さんがいます。無理矢理な押え方というのは、「関節が逆方向に伸びきってしまう状態で力まかせに弦を固定しようとする押え方」
 だ〜か〜ら〜、関節は順方向に曲げておけ〜って言ってるのに・・・

 左手の指の訓練の核心は、「関節は曲げる。でも指と指の間は開くようにする。なおかつ、それぞれの指は、異なる曲がり方にコントロールできるようにする。」というところにあります。

 ただし、関節に逆方向に力が加わるのがいつでもいけないというわけではありません。そうしないと押さえられない音づかいもあるからです。でも、関節に負担がくるので、いつもいつもそうでは身体を傷めてしまいます。だから、わたしもそういう押え方は極力さけるようにしています。微妙なコントロールなんかできない押え方だしね。

 どうしてもこれを弾きたい、無理矢理でも今弾きたい、、そういう気持ちはわかりますが、根性だけで上達するものでもないので、自分の現状と将来を計画的に見据えて練習してください。

 握力を鍛えるより、指の関節を固定するための筋力をつけたほうがギターにはいいです。 
 

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February 01, 2007

VIVA FREAK!

 さいたま市の地域密着フリーマガジン、「VIVA FREAK!」誌の取材を受けました。

 さいたま市緑区在住の代表?としてとり上げていただきました。
 地域密着というのは素敵なことです。今、生きている場所を大事にして楽しんで生活するってことですから。

 2/22配布の3月号に掲載される予定です!さいたま市の各地でラックに入れて置いてあるそうです。浦和駅前でも配ってたなー。ぜひ、みなさん、読んでね!!!

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ギター教室 217.

 ギター教室の話題。

 タンゴのレッスンでした。
 ギターで弾くタンゴがカッコイイ!と思ってくれる人が習いに来てくれるとうれしいものですね。

 むろん街のギター教室ですので、生徒さんの希望するものを教えるのが、わたしの大きな役目ですし、タンゴ以外の音楽も楽しくやってますけどね。
 各自が自分の研究テーマを探究する、、、これが当音楽研究所の姿勢です。楽しいもんですね!

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