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July 24, 2006

これまでの作品 1.

 思い出したように過去を振り返ってみます。今日は、1999「アストル・ピアソラの音楽/飯泉昌宏トリオ+1」
について。

 数日前、車の中でひさびさに聴きました。何年ぶりかで聴くという感じ。できあがった当初は、うれしくて200回くらい聴いたものですが。

 1995年から、この飯泉昌宏トリオ(バンド)は活動していますが、これはそのもっとも「作りたい時期、使命感に燃えていた時期」に作った作品です。制作から7年。今聴いても、まったく色褪せない!どころか、よくこんなすごいもの作ったな、、、と自分じゃないみたいに感心してしまいます。

 あの時「最初のCDなんか未熟なんだから、何年か後には恥ずかしくて自分じゃ聴けないもんだよ」と誰かに言われましたが、それは大ウソですね。この時の音が残っていてよかったと思います。ありえないくらいカッコいいです。

 いつでもアンサンブルの第一のカッコよさは「一体感」です。一丸となって疾走する。それぞれ勝手に演奏してそうでいて、かみあっている。役割はいろいろですけどね。

 このCDは、全く無名のわれわれに「CD作りなさい」と言って、あるファンの方がお金を出してくれて作れたものです。毎回、ライブに来てくれたその人はもうこの世にはいません。

 あのころ、ものすごくお客さんが少ない中で演奏するなんて日常茶飯事でした。最後の「ピアソラ作品のみを演奏するライブ」は、ウソみたいにお客さんがたくさん来てくれて、うれしい反面、空しさも感じたものです。   
 出資してくれたその人は、常々「おれはピアソラなんか嫌いだ」と言って、でも毎回ライブに来てくれました。きっと、、、「聴いたことない素晴らしいもの」がそこにあると毎回感じてくれたから。おれたちがやっていることを信じてくれたから。
 
 このCDは、そういう意味で金字塔なのです。この世でもっとも素晴らしいCDだと言っていいでしょう。

 のっけから思い入れたっぷりな作品紹介になっちゃいましたね。

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