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December 31, 2005

2005年まとめ

 今年のまとめ。

 CDを買ってくださったみなさま、コンサートに来てくださったみなさま、ありがとうございました。今後も技能を磨き、「こんなの聴いたことない!」といういい音楽を作れるよう努力していきたいと思います。

 演奏や編曲、CD販売協力などお仕事を下さったみなさまに感謝申し上げます。ありがとうございました。わたしも協力してくださるみなさんの生活が潤おうよう大きい仕事が作れるよう、がんばっていきたいと思います。

 年末なんでお休みしまあす。ブログ1/4から再開します。

 今年の主な実績(自己プロデュース)一覧。

1月 アコースティックブレス5録音(プロデュース・制作は安田守彦さん)
2月 ボルドーナギター教室発表会VOl.1
3月 「ケーナとギターの夢」@中野教会
4月 
5月 「アルゼンチンタンゴの夢」@プラザイースト
6月
7月
8月「ケーナとギターの夢」@さいたま市民会館うらわ
9月 CD制作「タンゴとギター2.」「ケーナとギターの夢」
  ボルドーナギター教室発表会VOl.2
10月 CD制作「タンゴとギター2.」「ケーナとギターの夢」  
11月「ケーナとギターの夢」@さいたま市民会館うらわ
  「アルゼンチンタンゴの宵」@なかの芸能小劇場
12月「タンゴとラグタイム」@さいたま市民会館うらわ

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December 29, 2005

ギター教室 83.

 ギター教室の話題。

 ひとつやふたつは苦手な点があるのが人間であり、そして苦手なところは見たくない練習したくな〜い、というのがこれまた人間です。
 レッスンでは、苦手なところは、何度も”しつこく”くり返しやるか、不完全なまま先に行くか、どちらかの選択になります。わたしの場合は、練習の方法を指示し、「いまは不完全だけど、先に行きましょう。練習は続けてください。」という選択をすることがほとんどです。先に行きつつだんだん解決しましょう、という選択です。多かれ少なかれ、だれでもこうした「宿題」は持っているものです。
 
 さて、今日は「朝日のあたる家」を「ギター歴4年の生徒」のためにソロギター編曲。
 4年というと、人にもよりますが、一応ギターの基本的な弾き方はほぼ身につけただろうと思われるころです(もう言い訳はできませんぜ〜ってころ)。この人の場合、普段それほど練習時間はとれないのですが、わずかずつ地道に努力し、順調にここまで来ました。
 先に述べたような「宿題」はやはり持っているのですが、順調ではあったと思います。

 そんなわけで、今回の編曲は、クラシックギター奏法の基本をざっと全部おさらいできる内容。他の生徒のみなさんにも時期がきたら弾いてもらおうと思ってます。お楽しみに。

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December 28, 2005

ギター教室 82.

 ちょっと先の話ですが、3月21日(春分の日)に、研究発表会を行います。場所は、さいたま市の某公民館の素敵な一室。「秘密のギター演奏会」と思っていただければよいです。

 生徒さんはそれぞれキャリアもやりたいことも違いますが、「ここまでくるには相当ギターが好きじゃないと無理だろう」という密度の高い音楽になってます。一生懸命取り組んだ努力の軌跡は伝わるはずです。まあ、とにかくたいしたもんですわ、みなさん。
 ついでながら、わたしも演奏します。「研究」の名にふさわしいギターの可能性を提示するようなものを何か弾こうと思います。
 
 一般の方の観覧も歓迎しますので、生演奏聴きたい方はぜひ、いらしてください。おおっぴらに宣伝はしてませんので、関心のある方は、いいずみまで「行きたいから場所教えて〜!」と連絡ください。入場無料です。

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December 27, 2005

ケーナとギターの夢 新春コンサート

 来年早々の1/6(金)午後に「ケーナとギターの夢」コンサートをやります。会場は、さいたま市・プラザイースト(映像シアター)。
 今日は、ケーナ高橋さんと打ち合わせでした。「アルフォンシーナと海」「ククルクク・パロマ」を新しく練習。さすがに話がはやくて楽です。
 当日は、リラックスした雰囲気の楽しいコンサートにしたいな。当日券もあるので、ぜひみなさんいらしてくださいね。

 わたしは、さいたま市と都内で時々、自分たちの演奏会を企画しています。なぜ、さいたま市と都内かというと、自分が住んでいる場所に近いので、会場の確保、宣伝、移動などにかかる負担が少ないからです。公共の施設を使うことが多いのは、かかる費用の安さが一番の理由です(万一赤字になってもリスクが少ない)。
 ずっと続けていくためには、「楽にできる」というのは重要です。自分にとってコンサートをするのは特別なことではなく、日常だからです。決してハレの舞台ではないのです。普通の日常。
 こんないい音楽を身近でやってるんだから、近くの方には是非、聴きに来てほしいなあと思います。

 よく、一般ファンの方に、横浜のほうでもやって下さいとか千葉のほうでもやって下さいとか、声をかけていただきますが、こればっかりは、その方面で企画してくれる人がいないと無理ですねえ。
 わたしたちは、条件さえ整えば、全国どこでも演奏に行きますので、ぜひ、みなさんの地元で演奏会の企画をして下さい。関心のある方は、メールくださいね!

 

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December 26, 2005

飯泉バンド リハ

 来年のCD制作に向け、飯泉バンドのリハ、打ち合わせをしてきました。3曲の方針をかためる。才能の固まりのようなバンドだと思う。いや、ほんと。
 年末は、歌の曲のアレンジを練り上げる時間にしようと思います。

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ギター編曲 

 ひさびさに、タンゴの編曲を開始。むろん自分で演奏するためです。これまでの集大成としてのソロギターアルバムも2作発表したわけで、ひと段落。ここからしきりなおして、新しいレパートリーの開発をしようと思います。まだまだ勉強ですね。トロイロの曲もいっぱい弾きたいし、40年代のタンゴもいいし、20〜30年代のもまたいいし、楽しみながらいろんなバリエーションを作ってみたいです。

 本来、やりたい事は、オリジナル曲をラルフ・タウナーのようなジャズとクラシカルアレンジの折衷で表現することなのですが、それだけでアルバム1枚作るには、まだ数年修行が必要かな。

 地味でも着実に進む。これしかない。やめたら終わりですから。

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December 24, 2005

ギター教室 81.

 今年最後の土曜日レッスンでした。
 ここ1年を振り返ってみると、生徒さん全員に共通の成果は、
「右手のタッチがしっかりしてきた。自由度が格段にあがった」
ということがあげられます。
 ギターは右手でビートを表現する楽器です。だから右手がストレスなく使えるようになる必要が絶対あります。これが浸透してきたというのを目の当たりにしてうれしかったな。
 
今日のレッスン内容
1. ビートを言葉に置き換える練習(3連符→うらわ)
2. メロディと伴奏、合体させてソロギターになる仕組みについて
3. トレモロ時の左右のシンクロ

 さいたま市でレッスンしてますので、「ギター上達したいと真剣に思っている方。未経験でもやりたい気持ちがある方。」ぜひ、習いに来てくださいね。

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December 23, 2005

ギター教室 80.

 ギター教室の話題。

 何しろ、音楽で重要なのは「リズム」あるいは「ビート」。これは、楽器を弾こうが弾くまいが体内に存在していなければいけないエンジンのようなもので、よく心臓に例えられます。
 
 ギターを弾いている人の陥りがちなところは、
「和音の変わり目でビートがとぎれる」
「ポジション移動でリズムがくずれる」
つまり、手の形が変化するところで、ビートより押さえるほうを優先してしまいがちなところ。

 こういう時、「自分は変だ」と気付くのがまず大事。「音符は順番どおり弾けてるようだけど、なんかおかしいなあ。なんかカッコわるいなあ。」と気付けば改善への第一歩です。
 
 その後、ではどうすれば改善するかを考えましょう。
 
 ビートを優先するには、「それにふさわしい手順」を周到に用意する必要があります。しかし、いまの弾き方は「手順」の上で問題があるのです。だからうまくいかない。
 この手順というのはですね〜、音を出してる間ずっと、つまり「曲がはじまってから終わるまで」ずっと周到に計画されてないといかんわけです。

 これ重要なんですよ。ホント。これが徹底されないと絶対にカッコよくは弾けません。あえて音楽にふさわしくない表現を使えば、手順に関しては、マシンのようにシーケンシャルに粛々と進んでいくべきなんです。

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「ケーナとギターの夢」ご案内

 年明けの1/6(金)の昼間、さいたま市・プラザイースト(映像シアター)でケーナ高橋マサヒロさんとコンサートやります。
 初の試み「平日・昼間のコンサート」です。

 新レパートリーも2〜3曲、披露予定。ご都合のつく方は是非、御来場ください。浦和駅からはバスですけど、周囲が静かで実にいい会場ですよ〜。
 

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December 22, 2005

ギター教室 79.

 やっと平静をとりもどしつつあるギター教室の話題。

 今日のレッスンは、
1. 休符のスキに準備しておくべきこと
2. 3/4&6/8のメロディの弾き方(難しいんですよ)
3. 左手の回転
4. 右手の親指の位置
 
 上手くなるためには、なんとな〜く弾かないで、「合理的な手順」を実践することです。それが当たり前になってしまうと後もどりできないくらい楽に弾けるようになります。毎回実践できなくても、10回に1回はできるというくらいをまず目指してみてください。
 簡単なものでも1曲全部を合理的な手順で弾きとおせるようになると、それは他の曲でも通用する大きな財産になります。

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December 21, 2005

CD通信販売について

 CD通信販売の方法を一部変更しました。

 これまで一度でも注文をいただいている方は、これまでどおり、「ご注文後CD即郵送、料金後払い、送料、振り込み手数料無料」のままですが、はじめてご注文いただく方には、「御注文後、料金を払っていただき、CD郵送。送料は無料。」にします。

 今まで、たくさんの方に注文をいただきましたが、”代金を払っていただけなかったなんてことは一度もなく”、この種の音楽ファンの方のモラルの高さには感謝しています。
 しかし、WEBを見る人の層が多岐にわたって増えてきたことを実感する昨今、嫌な思いするのを未然に防ぐため、こうさせていただくことにしました。

 「信頼はお互いの努力で築くもの」という趣旨です。ご理解お願いします。

  

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December 20, 2005

ギター教室 78.

 ギター教室の話題。

 教室の規約を整備するので疲れはてている今日このごろ。起こりうる出来事を想定して、約束を作っておかないと生徒全員に対しフェアな運営ができないし、自分も気苦労がたえないので、苦手ですがやってます。
 これまでわたしが習った先生たちも苦労したんだろうなあ、とわかってきました。

 個人運営の教室で、一番痛いのは「月謝の踏み倒し」。これは犯罪です。
 現在在籍している生徒は、尊敬できる社会人ばかりで、これはあり得ない話(万一あったとしても故意ではないでしょう)ですが、「音楽を愛する人だからモラルもある」とは限らないのが一般社会です。非常に残念ではありますが。
 今後の運営がうまくいくよう、月謝は前納でお願いすることにしました。

 せっかく音楽をやっているのだから、ここでのつきあいはお互い「人間のよい面を促進するような」ものにしたいです。

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December 19, 2005

ギター教室 77.

 ギタ−教室の話題。

 一般的には手軽な趣味として広く愛されている楽器ですから、「わたしもギター弾きたいな」「わたしも弾いてます」という人は多いと思います。

 訓練されてない人のもつ誤解に、「押さえるほうの手が小さいと不利」「ゆびが短いと不利」というのがあります。

押さえるほうの「手の形状」に関連することをいうと
1.「立体的な形を自在に作れるよう訓練する」
2.「曲げたまま開けるよう訓練する」
必要はあります。これができていれば弾けないものはないはずです。問題は、このふたつを身につけるまでには、相当練習が必要だということです。十分機能するまでは最低1年以上かかると思います。練習が足りなければもっとかかります。
 大きい手、長い指を持って生まれてきても、以上が訓練されていなければギターを弾くことに関しては無力です。
 さらに言えば、「押さえるほうの手」にばかり注目が集まること自体、本質をはずした話で、弾くほうの手(右手)のほうがずっと難しいのです。さらに左右のシンクロ。頭と耳の訓練。

 ジャンゴ・ラインハルトのように、事故で、使える指が2本しかなくなってしまったのに、スーパープレイをする人もいたのです。才能がないから、手が小さいから、指が短いから、音感悪いから、リズム感悪いから、等の「言い訳」は何の役にもたちません。カッコわるいし、やるせなくなるばかりで、百害あって一利無し。

 上達のひけつは「必要な練習を必要な量やる」ということだけです。それ以外にはないです。

 
 
 

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December 18, 2005

ギター教室 76.

 ギター教室の話題。

 先週のレッスン中、移動ドの話で
「ほらね。どこで弾いても同じ指使いで音階が弾けるでしょ。例えばドレミファソ」
とやっていたら、今週のレッスンの時、
「先生、同じ指づかいで弾けるということでいろいろ試してみたんですが、どうも3弦と2弦の間が違う指づかいで半音違ってしまうんです。わたしの耳がおかしいのか、チューニングがおかしいのか?」
「いや、それはチューニングもあってるし、あなたの耳は素晴らしい。ギターは3弦と2弦の間だけ3度なんです(他の弦間は4度)。だから、ここは指づかいが変わります。」
「なるほど、それで納得しました」

 わかってる人にとっては簡単なことかもしれない。でも、知識がない段階からこうして探っていく研究熱心さは見習うべきですね。

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December 17, 2005

ギター教室 75.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。
今日のレッスン内容。

◎左手の押弦
 左手の押弦の手順には、「ポジションが変わらない」とするならば
1. めざす弦上への移動(例 1弦から2弦へ)
2. 指をおろして押弦
という2段階ある。
 いくら練習しても不完全な押弦になってしまう、という場合、このふたつの区別ができていない可能性があります。準備なくして成功なしってこと。

◎ビートの連なりの話題。
◎編曲へのアドバイス。

など。現時点で上手いか下手かなんかどうでもいいと思う。大事なのは、昨日より今日が上手くなっていることだ。

 教室の規約を作った経緯や規約の内容をみなさんに話したら、「そのほうがいい。賛成。協力しますよ。」とみんなが異口同音に言ってくれ、予想外の積極的な賛同をいただきちょっとびっくり(涙)。
 実は、今日の生徒さんは、みなそれぞれ、何かのプロフェッショナルなのだ。
 レッスン内容に満足してくれているから賛同してくれる、というのもあると思うけど、みなさんの人格が素晴らしいのです。ほんとに生徒さんに恵まれているなと実感。わたしもみなさんの信頼を失わないよう、精進することを誓います。みんなで上手くなろう!!

  

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December 16, 2005

ギター教室 74.

 最近のレッスンの話題。

 「技巧の問題」より重要なのは、「ビート感の問題」です。

 多くの人に顕著な傾向として、
「”休符もビートを持っている”という意識が薄い」
「アップビートの意識が薄い」
というのがあります。
 
 いつもこれらを意識してください。ぜひ、努力して獲得しましょう。
 リズムトレーニングの課題、やってください。

 これが解決すると、あとは「巧くなるだけ」なのです。

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ギター教室 73.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。

 ギター教室の規約(講師、生徒ともに守るべきルール)を作りました(教室規約)。
 
 これで、レッスン内容以外の事務的な部分は、おおむね整ったかなという感じ。こうしてHPで明らかにしておけば教室の運営面に関し、わたし自身も恣意的にならずにすみますし、安心してレッスンできます。
※「入会金」については、現在在籍されている生徒のみなさんから、あらためていただくということはありません。(あたりまえですが念のため)

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December 15, 2005

ギター教室 72.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。

 教室の事務的な規約を作ることにしました。
 人間、信頼関係を前提にしたいものですが(構造設計偽装マンションの事件でも明らかなように)、ガイドラインが存在し、それを恣意的でなく運用できないと、教える側・習う側双方にとって、よくない結果になる、と思ったからです。

 音楽の研鑽の場を「お互いの信頼」で支えていくためには明文化されたルールが必要なんだなとわかりました。

 規約は、常識ある社会人であれば理解していただける内容にします。近日中に、HPの教室のところに掲載します。

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December 13, 2005

ギター教室 71.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。

 「自主性」と「危機意識」について。
 子供のころを思い出してみよう。勉強を自主的にどんどんやった人はそうはいないと思います。ほとんどの人は、「宿題」があるから仕方なしに、あるいは、「試験」があるから仕方なしにやったのではないでしょうか。受験の時は、「危機感」で胸いっぱいで勉強したり。

 問題は、ギターの場合。

 かつて教えた生徒に、真面目にアドバイスをしていたら「プロになるわけじゃないし、そんなにつきつめなくっても、、、」と返事をされて「へ?」と開いた口が塞がらないということがありました。
 「楽器を上手くなりたくて習ってるはずなのに、つきつめないっていうのは矛盾してないか?」と。
 しかし、彼、冷静に考えると正しいんですよね。プロでない場合、上達しなきゃ生きていけないという「危機意識」があるわけではないので、確かにやらなくてもいいんです。
 アドバイスを受ける生徒の態度としては間違っていますが、今にして思えば目からウロコの至言です。
  
 本来、楽器の修得には「自主性」が是非必要です。これは「好きで仕方ない」という動機からうまれます。好きで仕方ない人は普通、自主的につきつめたくなります。それで上達するのです。これが基本。

 ただね〜、例え「好きだという気持ちのある人間の自主性」であっても、これ、かなり怪しいんですよ。「めんどくさいな〜、気がおもいなあ、やらなくてもいいや」という自主性もあるから。

 だから、アマチュアで、さらにつきつめたい人にお薦めするのは、先の例であげた「危機意識」を持たざるを得ない機会を作ることです。危機意識の源は「やば、明日レッスンだ!」とか「まずい、もうすぐ発表会だ!」でいいと思います。練習する機会がふえるので確実に上達します。
 腕に自信があれば「人前で退路を断って演奏する」という機会を作ればよいです。
 あくまで「好きである」ことが基本ではありますけどね。

 プロの場合、練習を続ける動機は、大分「危機意識」に片寄ってきます。練習しなきゃ生きていけないのです。また芸術家なら「使命感」もあるかもしれません。それだって、「好きで仕方ない」というのが基本ではあるのです。
 わたしなぞ、好きなだけでは動機として不十分で、つきつめるために「危機意識」を求めてプロになったのです。なまけものなので、これがないと練習しないんですよね〜。

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December 11, 2005

「夜のギターコンサート タンゴとラグタイム」

 12/10の夜は、さいたま市民会館うらわ(8Fコンサート室)で浜田隆史さんとジョイントコンサートでした。 
 わたしは夕方、5時すぎに会場入り。ぼちぼちセッティングをしていると、浜田さんがあらわれます。
「おお!どうもひさしぶりです」
 浜田さんたちは、午後のひとときを「日本ラグタイムクラブ」の総会で盛り上がっていたようです。

 コンサートのほうも、師走の忙しい、しかも寒い時期にかかわらず、たくさんの方に御来場いただきまして、非常に楽しいひとときになりました。
 まずは、お礼を申し上げたいと思います。
 ありがとうございました。

 さて...
 タンゴとラグタイムには、ルーツを同じとする説があります。2拍子系のジャンルのルーツは、どんどん遡っていくと、キューバ、アフリカに行きます。また、北米アメリカも南米アメリカもヨーロッパからの移民がたくさんいますから、その影響もあるでしょう。そこらへんの文化の混ざるサジかげんや原住民文化との合体、演奏する人たちの好み、解釈、言語の要素、時代性によって、無数のバリエーションができます。

 その過程で、何らかのまとまった支持を得た音楽が「ジャンル」として確立していきます。タンゴもラグタイムも、その中のひとつです。

 ギターは、こうした音楽の各ジャンルにおいて、実は重要な役割を果たしています。”奏法だけ”をとってみても、各ジャンルの趣旨にあった(各ジャンルを特徴づける)様々な種類があみだされていますし、「演奏する層の裾野の広さ」を考えると、世界で一番普及している楽器かもしれません。
 そして、ギター独奏の世界では、1本のギターの中に、これまで述べてきたようなものを凝縮したひとつの宇宙ができあがるのです。

 以前、ローラン・ディアンスにインタビューした時、彼は「ギターは音楽の十字路なんだ。」と言っていました。なるほどそうなのです。ギターという楽器の中に、多様な文化がある。

 浜田さんもわたしも日本人であり、もともと外国の文化に惹かれてギターを弾いているわけですが、お互い20年以上やってきて、いまは、そういう自分たちであるからこそ作れる「現在進行形」の音楽をやっていると自負しています。
 浜田さんとわたしの演奏は、奏法やスタイル的には違う印象だったでしょう。しかし、同時に何か近しい動機を持っているもの同士のステージであるということは、御来場のみなさんには感じていただけたのではないかと思います。

 みなさまには、CDもたくさん買っていただきました。サイン会?ももりあがりました。ありがとうございました。

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December 10, 2005

ギター教室 70.

 おもいたった時に書いてしまう、自宅ギター教室の話題。

 3/4と6/8のポリリズムの曲をレッスン。南米フォルクローレ系の曲だとこれは避けられないでしょう。できると、カッコいいけどね。

 ギターの伴奏の型の例は、以下のとおりです。

XUPXP-(←全部8分音符)

X 爪でだすピッキングハーモニクス的ノイズ
U i指アップ
P ベース音
- 伸ばす

で、Xを聴くと6/8の2拍子に聴こえ、Pを聴くと3/4の2拍3拍めに聴こえるわけです。

 この上で、3/4と6/8を自在に行き交うメロディを弾くわけ。できたらカッコいいですなあ。それには、まず、このリズムを聴きなれるのが第一歩ですね。

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December 09, 2005

「タンゴとラグタイム」夜のギターコンサート

 浜田隆史さん(ラグタイム・ギター)と、明日、コンサートをします。

 このラグタイムというジャンルですが、一般にはあまり知られていないと思います。「ラグタイムって、どんな音楽ですか?」と聞かれた時、わたしは「ほらほら映画「スティング」の音楽だよ〜。チャラチャラんチャチャんチャら〜んってやつ。」と実に音楽家っぽくない説明をしてきました。
 浜田さんの演奏は、非常に明解でわかりやすい表現でノリノリなので、はじめてラグタイムを聴く方もその魅力を十分感じていただけると思います。すごくいいですよ!
 
 一方、わたし自身も「タンゴっていうとバンドネオンていう感じだと思うけど、タンゴのギターってどんななんですか?フラメンコみたいなのですか?」とか聞かれることがあります。
 タンゴの特徴は、一般的には、あのバンドネオンやバイオリンのねばるリズム、ピアノがドッカンドッカン叩く感じってことになるのかも知れませんが、ソロギターで表現する場合は、リズムの刻み方に特徴をもたすのではなく、よりメロディの演奏の仕方にタンゴらしい粘り気をもたす、ということになります。カチョ・ティラオ、アニバル・アリアス、ファンホ・ドミンゲスの3人を聴いていただくと、その共通点がわかると思います。その共通の部分がタンゴギターの本質です。
 フラメンコとは全く関係ないです。おそらく「情熱的で激しい」という先入観からそういう言い回しになるのかなと想像されますが。
 特にわたしの演奏は、情熱的っていう感じではないですね。むしろ情緒的かもしれません。

12月10日(土)午後7時15分開演(6時45分開場)
会場:さいたま市民会館うらわ 8Fコンサート室

です。みなさまの御来場お待ちしてます。当日券あります。

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December 08, 2005

ギター教室 69.

DSCF0017 さいたま市・自宅ギター教室の話題。
 今日のレッスンは、「トレモロの時の左右のシンクロについて(練習曲)」。
「トレモロの基礎課題」については、生徒全員にやってもらっていますが、練習曲については、今のところ導入は3人のみ。3人とも、それぞれ得意なところは違いますが、すでにギターの経験があるということで、うちの教室に来られるようになった人たちです。
 そういえば、完全初心者の段階からわたしに習いはじめて、ここまで到達している人はまだいないなあ。そのうち全員いけるといいな。

それから、「左手の準備について」つまり手順に関する話。
 ギターの演奏を構成する各要素ごとの練習(基礎)、それを手順どおりに組み合わせる練習(応用)。これが演奏のハード面の全てを支えます。
 基礎と応用、その時々のベストな組み合わせで演奏できたらいいですね。

※写真は、生徒さんがスペイン旅行のおみやげで買ってきてくれた表札。カッコイイです。 

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December 07, 2005

ギター教室 68.

 たまには、アウラの話題。

 自宅教室とは別に、秋葉原でも教えています。入谷のギター屋さんアウラが経営する教室です。いまいる生徒は、ひとりを除いてみ〜んなフォークギターです。弾き語りとか。まあ、わたしもフォークギターは好きなのでいいんですけど、なんか変な感じです。普段は全然弾かないし。
 でも、これはこれで熱意のある生徒というのは、いるものですね。そういう人たちはかなり練習してくるので、すごい勢いで上達します。
 やっぱり、「熱意とやる気のある人」に教えるのが一番。話も早いし。

 今日は「4分音符が4つならんでいる」のを練習。

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ポルトガルギター 12/7

 先月、月本さんに習った右手の使い方はかなりできるようになってきました。これからの課題はおおまかにいえばソフトの部分です。何をどう弾くべきかという。ファドも表面的なスタイルとしては、多様性がありそうに見えますが、本質の部分はひとつなんだなというのはわかりました。
 12/10のコンサートが終わったら、今月はファド強化月間にしたいです。まるで、小学生の冬休みの課題みたいではありますが。

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December 05, 2005

ギター教室 67.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。

 長い音価だと拍感を感じられなくなり、タイムが狂ってしまう人が多いということに気づきました。長い音のあと、拍頭が休符だったりすると何がなんだかわからなくなったり。
 
 人間のタイム感(時間の経過を感じる能力)はそんなに正確ではないです。そのタイム感だけに頼って演奏しようとしても、わけわからなくなってしまいます。
 しかし、しっかりビートを感じていれば、それは多少伸び縮みはあるかもしれないが、前後のできごとを表現しやすくなります。ビートはタイムに内包された「動き」ですから。
 なんらかの方法でそのビートを具体的に表現すればより体感しやすいです。ビートの裏または表に意図的に休符やゴーストノートをつけてみたりね。
 ここがクリアできたら、意図的な休符などつけなくても大丈夫になってきます。
 
 長い音符も、ちゃんとビートを持っているわけです。 
 

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December 04, 2005

タンゴとラグタイム 夜のギターコンサート

 12/10、土曜日の夜、さいたま市民会館うらわ8Fでコンサートをします。
 アルゼンチンタンゴの部はわたしが弾き、ラグタイムの部は浜田隆史さんが弾く、というめったに聴けない組み合わせの一夜です。
 何曲かは共演もする予定。前回(2003年10月)は「ジャンバラヤ」「旅にでたお前」を弾きました。何を一緒に弾くかは当日決めます。お楽しみに!
 
 「ギターの音楽」にもいろいろありますが、その中では、ふたりの音楽の骨格は似ています。ジャンルは違うのですが、ビート、メロディが明解であり再現性があるという点。編曲・作曲・演奏するという点。それぞれのジャンルでは日本における開拓者でもあるという点。わたしは浜田さんの音楽を尊敬してるし、たぶん浜田さんもそうだと思います。

 そういう点も含め、楽しんでいただけたら幸いです。ギターファンは聴き逃さないでほしい。

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December 03, 2005

ギター教室 66.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。

 本日のレッスンは、腕と指の役割の話、トレモロの練習曲の指導、基本ビートをいかに表現するか、移動ドの話、調性の話など。覚えなければいけない知識はみんなに覚えて欲しいし、みんなに基礎練習も続けてほしい。
 熱意のある人に教えるのは、やりがいがあるし、すごく楽しいですね。熱意のある人=ギターが好きってことです。簡単な話。
 自分自身で編曲し、高度な技術でバリバリ弾けるアマチュアギタリストを輩出するのがわたしの教室における夢ですが、これって意外と近い将来実現するかも。

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December 02, 2005

ボルドーナ音楽通信 12/2

 毎月2回くらい発刊しているメルマガ「ボルドーナ音楽通信」を今日も配信。
 わたしの演奏活動や近況をお知らせするメルマガです。

 しか〜し、手元のメールアドレスのデータが一部壊れてしまい、なんとか復活させようと努力して途中まではできたんだけど、完璧にはできなかった・・・で、お手元に届いていない方もいらっしゃるかもしれません。
 読みたいのに来てない!これまでもらってなかったけど、この際読みたい!という方は、いいずみまでメール下さい。すぐに登録、送信させていただきます。
 よろちくね!

 ※いただいたメールアドレスなどの個人情報は、BCCで送信し、外部には漏らさないようにしています。

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December 01, 2005

ギター教室 65.

 さいたま市・自宅ギター教室の話題。

 4分音符が4つならんでる。それをどう弾くか?

 時間の経過だけ見れば、まずまず均等に4つ弾ければ間違いではない。

 問題は、ここに「ノリ」をどう含ませるかという点。
 表面にあらわれているのは4分音符4つでも、実は、「3連符12個の一部」だけ表面にでているのかもしれないし、「16分音符16個の一部」かもしれない。8分音符8個で、しかも、それは跳ねるリズムであったりするかもしれない。

 実は、これらはすべて意識上の手続きが異なり、ギター1本で弾く場合は、実際に弾く手順(右手)も変わってきます。
 たかだか4分音符4つではないんですよ。
 「4分音符を弾いてるだけなのに、すっげ〜グルーブする演奏」っていうのが世の中に存在するのは、簡単に言うとそんなような理由です。

 「一応弾けてる気はするんだけど、どこか違和感がぬぐえない。なんか違う感じがする・・・」
 この違和感の理由は、以上のような”表面にあらわれていないリズムがらみ”であることが多いです。

 これも演奏技術と密にリンクした話ではあります。

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