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November 21, 2005

ギター教室 60.

 さいたま市の自宅 ギター教室の話題。

 先日のソロギターコンサートの後、何人かのお客さんと話ができました。やっぱり自分でギターを弾く人は多かったな。しかも、アルゼンチンタンゴをギターで弾いてみたいと思っている人が何人もいることがわかり、うれしかったです。

 この中で、
「わたしは、もともと中南米音楽が好きで、それでギターをはじめた。クラシックはなんとか弾けるが、タンゴなどは弾こうと思っても、どう弾いていいのかわからない。弾けないと、だんだんそういう音楽から遠ざかってしまう。本当はそういうのを弾きたくでギターをはじめたはずだったのに。そういう人ってすごく多いと思いますよ。」
という話をしてくれた方がいて、「なるほどなあ。」と思いました。

 実際、タンゴを弾くにあたり、ノリは重要です。これを頭で理解しているだけでなく、演奏技術と直結できれば、タンゴは弾けます。ファンホ・ドミンゲスのような超絶技巧でなくてもタンゴを弾くことはできます。編曲をどうするかという問題はあるにしても。

 ただ、自分の教室の生徒を見ていて感じることは、やはり基礎技術の大切さです。これがないと、ノリを出すなんて高度な技は支えられないのです。

 「ノリ」は「演奏の手順によって」生まれます。「演奏の手順」を決めるためには「リズムを決める意志」がまず必要です。これは、「ビート管理能力」と呼んでもよいです。さらに、その「演奏の手順」を狂いなく実行するには、細部まで行き届いた「再現能力」が必要です。
 「ノリ」を作るのは以上の「演奏技術」ですが、それを土台で支えるのが「基礎技術」なのです。

つまり、
「基礎技術がついてくると、ノリが出しやすくなる。」
「ノリがわかってくると、自分の基礎技術に対する要求も高くなってくる。」
という相互の関係があるのです。

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