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April 08, 2005

ギター教室 3.

 さいたま市緑区の自宅でギター教室をやっています。そこで、いつも話していることを少し。

今日は、理論(理屈)と実践について。

「基礎技術の練習メニューはちゃんと弾けるのに、実際に曲を弾くと、そう上手くいかない。」
これは、当然です。なぜなら実際の演奏は、様々な要素が同時にあるいは、時系列にそって次々にあらわれるのですから。

 基礎練習は、各要素を独立させて練習し、質を高めるためにやります。しかし、こればかりでは現実に対応はできません。現実とは「曲を弾く」ということです。現時点で持っている技術と出すべき音の折り合いをつけて、なんとか形にするというのが、演奏の現実なのです。
 したがって、曲を弾く中で「上手くいかない箇所の原因をさぐり克服する方法を見つける」のは、非常に現実的な練習になります。熟練した人にとっても、これは同じことです。

 原因が基礎技術にある場合は、徹底的に基礎をくり返し練習するのが結局早道でしょうし、左右のシンクロにある場合は、計画的にタイミングを組み上げて練習すれば意外と早く解決するでしょう。ビートの感じ方に問題がある場合は、楽器を弾く前の段階の話になります。完璧に歌えるようになれば解決です。
 
 曲が弾けるまでには、これらを実践する必要があります。理論を並べるだけでは弾けません。「実践したかどうか」だけが関係あります。どんな人にも、それは平等です。これは、他人と比較する問題ではなくて自分自身の問題です。

 演奏というのは、こういう世界です。わたしは、ウソがなくていいなあと思うのですが。

 先生に習っている人は、自分の先生が「うまくいかない局面をどう考えて乗り切るか」つまり「実践のアイデアと根拠、方針について」、是非、吸収しましょう。それが自分自身でできるようになったら大きな進歩です。
 それと、うまくいかなくても気にやむ必要は全くないのです。正しい指針にそって実践していけば、解決するのは時間の問題なわけですから。

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