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March 05, 2005

語学と音楽

 大人になってから語学(外国語)を学びはじめても、コミュニケーションできるレベルに到達することは十分可能だ。

 語学でもっとも大事なのは、「話の内容」や「コミュニケーションによって得られる何か」であって、「上手に発音したり流暢に話すことそのもの」ではない。
 語学の技術(発音とか語彙、文法)は、そのための基礎として、それなりに修得する必要があるわけだが。

 音楽も同じ。

 しかし、われわれの母語である日本語だって、何にも話すべきことがないと話ができないのと同様に、音楽も伝えたいものがないと演奏できない。演奏しても伝わらない。
 大人になってから覚えたスペイン語だって、相手に伝えなきゃいけないことがあれば、文法がグチャグチャであろうと必死で伝えようとするだろう。そうこうするうちに、後づけの語学であっても、それなりに使えるようになってくる。
 「あいつ時々文法が変だけど、いいこと言うよな〜」というように。
 
 語学も音楽も基礎になるのは、「記憶」だ。「あ、それ経験がある!」というのの積み重ねで未知との遭遇の時にも「勘」が働くようになり、出口が見つけやすくなってくる。
 記憶には、人により得意不得意な部分があると思う。音楽の場合、大きくわけて、「音感、リズム感、知識、楽器の技巧」があるが、できるところから埋めていくのがよいと思う。
 最終的には、実は意外なほど身につくものだ。それが、たとえいびつなバランスのものであったとしても、大事なことは伝えられるようにきっとなる。

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