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March 04, 2005

ギタリストのリズム感

 リズム感・・・これも技術です。
「一定の間隔で音を鳴らす技術」ではなく、
「音が鳴るタイミングに意味をもたせる技術」。

 「意味のあるリズム」は「ビート」と言い換えてもよいです。ビートとは、音楽の基本のうねり。
 ビートは「呼吸と関係がある」とする説もありますが、わたしは、「ビートは呼吸とは無関係にコントロールすべき。ビートコントロールの結果として、呼吸も影響はされるけど・・」という立場をとっています。(この仮説は日々検証中。)
 管楽器奏者や歌手だと、呼吸が直接的に音に関係してくるので、ビート・コントロールも、呼吸法と密接に関係してくるとは思います。(歌手では、峰万里恵さんが完璧にコントロールする。)

 熟練した奏者は、音が鳴っていない箇所で、ビートを感じさせるような演奏ができます。一流のジャズマンは、みんなそう。1音でスイングするジム・ホールは、音を出す前からビート感をもってそこに存在しているから、そんなことができるのです。

 ピンとこない人は、メトロノームを使い、あの機械の一定テンポの中に、ブランコのゆれのようなビートを想定してみましょう。音が鳴っていない部分に揺れを想像すると、機械の無機的な音が心地よいビートに聞こえてくるはずです。 
 ・・・ビートは演奏者が想像し、創造するものなのです。

 あと、うねるビートの表現が巧いプレイヤーの特徴として、「足でテンポをとらない」というのがあります。演奏のうねりから結果として体が動くのは自然なことですが、演奏すべき音のタイミングを不完全な足の動きにたよって測っていては、コントロールできるはずもないわけです。小節線またいで大きくゆらぎまくるフレーズも、自在にコントロールできたらいいですね!

 テンポがつかみにくい場合は、自分のテンポ感はあてにせず、まずはメトロノームを使って練習するのが合理的です。

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