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March 04, 2005

ギターを弾く指(つけ爪)

tume 当初、ピックでギターを弾いていた自分は、10年前にクラシックギター奏法に完全移行した。目指す実用に耐えるよう改良しつつ今日に至る。

 さて、今日は、爪の話。

 なんでかというと、ギターは爪をのばして弾くからだ。爪が弦に触れると適度なアタックが得られる。なので、理想の爪の長さ、形はどうあるべきか?っていうのは、ギタリストはそれぞれ考えていることだ。
 わたしは、極力短くしておくのが好みだが、すごく長くしておく人も中にはいる。

 爪の主な存在理由はアタックのためだ。

 しかし、爪は日常生活の中でうっかり割ってしまうことがある。例えば、車のドアに手をかけた時に割る。台所であちこち手を伸ばしていてうっかり割る。そういえば、昔、子供のオムツを洗っていて割ったこともあったな。

 2001年にソロギターの活動をはじめることにした時、こういう不安は解消しておきたかった。

 おりしもネイルアートブーム(笑)。つけ爪が安価に手に入る時期だった。
 「演奏の時だけつけ爪をつけるっていうのが可能なら合理的だろう」ということで早速ためしてみたら、これが非常に具合がよい。ハードなピッキングでも爪がまけないので、おもったとおり躊躇せずいける。
 日常の中で爪を割る不安がなくなったというのが一番だが、この「躊躇せず演奏できる」というのは、非常に大きい収穫だった。割ったらやだな〜、なんておそるおそる弾くなんてつまらないからね。

 カルロス・フローレスさんが日本にきた時、バンドのチャランゴ奏者のお兄さんがつけ爪(ダイソーとかで売ってそうな青い色のえぐいやつ)をつけていた。これが、記憶の片隅にあり、ヒントになった。

 自分が使っているつけ爪の材質は、本物の爪より、粘性があるせいか、アタックの音質も柔らかい。色も白でえぐくない。
 野球でいうとバッティング・グローブをつけて打撃をするようなものかなあ。

 指先の記憶というのはタッチに直結しているので、厳密には、つけ爪なんかつかわないほうがいいと思う。しかし、責任のある仕事を全うしていくためには、全体的にましな方向にするのは必要なことだ。

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