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March 22, 2005

ギターのこと 2.

 高校時代にも、コードを追いながら適当にフレーズを弾けるような同級生はいたし、大学に入り上京すると、バリバリジャズを弾いてしまう人にも何人も出会うわけで、「これは、きっと、自分もやればできるのではないか?是非、やりたい。」と思うわけです。20才ころ。すぐ感化される性格。

 以来、数年間、一日8時間をめやすに練習してました。単にガムシャラな時期ではありましたが、練習とか努力とか勉強がまあまあ好きなたちなので可能だったのでしょう。

 しかし、すぐに壁にあたります。即興演奏と言ったって、実際自由になんか弾けない。秋吉敏子さんが、「ジャズで聴かせられるようになるには、何十年か努力がいる」みたいなことを言ってましたが、あんなすごい人でさえそうなんだから、こっちは、さらに地道にやるしかないです。
 
 ひとつの活路として考えたのが、譜面になっている音楽を演奏することです。ピアソラを聴いて、それがほとんど書いてある音楽だと知り、これはジャズよりかっこいい!とすぐ感化されたのが発端です。

 同じ時間を費やして練習するなら再現音楽のほうが圧倒的に効率がいいです。
 記録に残せないような水準の断片的な音を悩みながら出していることに疑問と不安を感じていたこともあり、再現音楽を念頭においたコンセプトをたて、編曲し、譜面化して「レパートリー」を作り増やしていく方向で行こう、即興演奏はその中の一部として活用しつつ上達していこうと決めました。
 編曲はすごく労力がいるけど、確実に形になっていくので、報われる労力です。
 
 やってみると、このバランス(譜面8割、即興2割くらいかな)は本当に自分には向いていたようで、ちゃんと4つのCDができました。
 悩むのも必要だけど、どこかで「こう生きる」と決めないと無為な時間が過ぎていってしまう。

 大好きなギターの上にある音は全部把握したいし、自由自在に使いこなしたい。そこに至るには、いろんな方法があるし、できるところから確実に埋めていけばいいんだと思います。 

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