July 05, 2008

「タンゴとギター 3」録音7/5

 1週間休んで録音再開しました。
 今日は、Flor de linoを録音。

 やっぱり1~2テイクめに録音したものが一番新鮮な感じに聴こえる。何度も演奏してると、演奏中に余計なことを考えはじめてしまって集中できなくなってくるのがよくないんですね。これは、ある程度仕方ないのかもしれない。だから、1発で決められるように準備しなきゃいけないんですね。

 

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July 04, 2008

ギター教室 329

 ギター教室の話題。

 基礎が重要だという話は、どんな世界でもその道の達人は必ず言うことです。
 
 基礎の重要性は、その技術を連結して実際に演奏していかないと実感しにくいことです。基礎は大事だが、それはそれとして実際に演奏することはもっと大事なのです。そうしないと、基礎の重要性も一生わからないまま中途半端な演奏を繰り返す循環から抜けられなくなります。

 演奏がうまくいかないのは、技術が足りないからです。ほとんどの場合、それは基礎技術の範疇です。根本的な解決をして、「技術に不安はない」というところまでいきたいのであれば、追求すべきですね。
 
 しかし、、、基礎練習ってみんなちゃんとやってるのかなあ?得意なことを何回やっても意味ないですよ。ミスするのは不得意なところなんだから。

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July 02, 2008

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.14

「タルレガ35のエチュード」 no.14は、no.7、no.8同様、ディミニッシュコードの分解の練習です。音そのものはそういうわけでパターンですので、簡単です。

 弦がかわるとき、1フレットずつポジション移動するのはしゃくとりむしのように左手を使えばうまくいきます。柔軟な左手が要求されるところです。
 最後は、1弦だけをつたって最高音までいきますので、ポジション移動の技術が必要です。

 ノーミスで弾けるまで練習しましょう。弾けない場合は、基礎練習にもどるべきです。

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エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.13

「タルレガ35のエチュード」 no.13について。

 前半と後半にわかれていますが、ずーっと左手はセーハしっぱなしという指定です。
 しかし、「右手のバランスを訓練する課題」という目的に限定するならば、左手は指使いを工夫すると、一切セーハしなくても演奏できることがわかります。だから、セーハしないで弾く工夫をまずしてみましょう。
 
 そうすると、セーハを使うにしても、実際にセーハをしなくてはいけない箇所は、一部であることもわかります。ほとんど通常の押さえ方でいけます。その線でいくと、自在にセーハしたり起き上がったりできるフォームを作るために役立てることもできる練習曲ともいえます。

 もちろん、この程度のわずかな演奏時間であれば、ずっとセーハしていても楽に乗り切れる筋力はあったほうがいいのですが、合理的なセーハの仕方を知らない人が、力任せにがんばるような弾きかたを身につけても結局実用的ではないので、よく考えて合理的な奏法を身につけるために計算して使用するのがよろしいと思います。

 まずは、美しく普通に音楽になるように弾けるのが大前提です。そのためには、がんばらずに弾ける工夫が必要です。

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July 01, 2008

ギター教室 328

 ギター教室の話題。

 ノリ(フレーズのもつリズム)の本質は、譜面にあらわせない音の長さの細かな組み合わせです。自分の演奏でどこかノリがおかしい、という場合、まずそこをチェックしましょう。
 アクセントとノリ(リズム)には関係があり、アクセント表現の本質は音の長さのコントロールです。
 音の強さもアクセントの表現には重要な要素ですが、アクセントをつけようと思うあまり、強く弾くだけになってしまうのは本末転倒です。ノリの本質的な改善になっていないからです。
 つまり、とても小さい音で弾いたとしてもノリが出せれば合格です。音の長さのコントロールで勝負できていることになるからです。

 技術的には、「小さい音をコントロール」できる右手の基礎技術が必要です。
 小さい音だと「カスっ」となってしまい、大きい音だと「バシャっ」というような音になってしまうのではいけませんね。
 こういう基礎ができてないと、ノリの変さに気付きにくく改善する方向も探しにくいということになるので、ぜひ、右手の基礎はしっかり作りましょう。基礎ができてる人は上達が速いというのはこういうところにもあります。

 


 

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June 30, 2008

高柳卓也ファド・ライブ

 昨日は、高柳さんのファドライブ@西荻窪サンジャックでした。
 小さいお店が熱いファンの方々でいっぱいでいい雰囲気のライブでした。

 7月は個人的にファド月間(ポルトガルギター強化月間)としていますので、ますます精進していきます。わたしはコピー音楽は創造性がないので嫌いですが、勉強のために名人のコピーをしてみることはぜひ必要なことだと思っています。本質を知るのに役にたつからです。本質を知った上で自由に演奏したいものです。それが求められているのがポルギ奏者の役どころだと思います。

 8/9(土)には、高柳さんのギター弾き語りにわたしのポルトガルギターがからむという編成で昼間のライブがあります。場所は、浦和の「嬉族イン」です。高柳さんの歌、すごくいいですよ!わたしもよりいっそういい音楽になるようがんばりますので、ぜひご期待くださいますようお願いします。

http://homepage3.nifty.com/bordona/live.html

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June 27, 2008

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.12

 今日は、「タルレガ35のエチュード」 no.12です。

 わずかな時間でも日々の課題を決めて練習するのはいいことです。創造的なアイデアを実現するには、どういう局面にでも対応できる「技術」をもっていることが必要ですから、興味のあるなしに関わらず手当たりしだい技術を高めるための訓練はしていきましょう。

 no.12は、6弦開放のペダルトーンの上で、E69~F#m~B7~E69のアルペジオのフレーズを弾く練習です。たかだか6本の弦しかないということは、同時にならせる音は最大6個ですが、フレーズ化されたアルペジオをレガートに弾く技術があれば、擬似的にではありますが、もっとたくさんの音を使ったアルペジオがフレーズ的に表現できます。この技術はギタリストにとって必須です。

 とても短い課題ですし、コード分解と思えば覚えるのも容易でしょう。no.11までこなせた人なら簡単です。

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June 25, 2008

「タンゴとギター 3」録音~6/25

 「Volver」録音完了。
 自分の編曲のなかではもっとも簡単な部類に入る曲なのに、Okテイクを2つ録音するまでに50テイクくらい費やしてしまった・・・。
 演奏のバランスって難しい。気の抜けたような演奏は嫌いなので全力で弾きたいが、一方では身体はリラックスしていないと必要な力も入れられないということになってしまうので。野球のピッチャーみたいなもんだなあ(たぶん)。

 ギターの腕をあげるには、細かなバランスを自動的に身体がとれるようにならないといけない。自動的にというのは、「何も考えなくても」ではなくて、「狙いの表現を実現できるような身体のシステムが自動化されている」ってことですが。こればかりは、さまざまなケースを詳細に分析して練習しないと身につきませんね。

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日本の歌101選(その3)

 わたしが編曲で参加している
「ギターで弾く日本のうた~心にのこる日本の歌101選 その3」現代ギター社
が、発売になりました(わたしは8曲の編曲提供)CDつき3150円です。

 (その4)ももうじき発売になる予定です。

 どうぞよろしくお願いいたします。
 

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エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.11

「タルレガ35のエチュード」 no.11

 Aに関連した3つのコードに対応するメロディ(スケールのバリエーション)をポジション固定で弾きます。
1. AメジャースケールをC#(Aの3度)からはじめる・・・対応するコードはA
2. EメジャースケールをB(Eの5度)からはじめる・・・対応するコードはB7
3. AメジャースケールをG#(Aの7度)からはじめる・・・対応するコードはE7

 メカ的には、
「6~1弦までを単音で弾く技術(右手)、弦をまたがっていったりきたりするフレーズをバランスよく押さえる左手、その際の右手の移動」
ができるかどうかをチェックするための曲です。

 最後のポジションでは、左手を5フレット拡張するところがあります。ここを、がんばらずにさらっと弾けるといいですね。

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エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.10

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.10

 ベースつきのメロディを弾く練習曲です。
 
 いくつか運指で工夫の余地があります。より合理的にするならば、

1. 1小節目最後のA音 2でとる
2. 3小節目最後のC#音 2でとる

 とするとよいでしょう。
 左手の(力学的な意味での)バランスをとりながら進行するためです。

 いかにバランスを崩さない工夫をするか、バランスの崩れを最小限に抑え、もし崩れたなら、それをいかにリセットしながら演奏を続けるか、、、これらはギターの演奏上いつでも避けてとおれない課題です。
 この練習曲はそれらを計画的に考えられるようになるのに役にたちます。シンプルなので、問題点が複合化しないんですね。

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June 24, 2008

研究するということ

 研究熱心であることは、プロアマ問わずまともなミュージシャンの条件です。
 研究の形態は目的に応じ、いろいろありますが、技能に関しての研究であれば、

「フィールドワーク」で得た一次情報から核心をつかみ具体的な技能として自ら表現可能なレベルまで体得する

というのがミュージシャンにとっては、研究目的の王道です。

 研究の結果は、本人の演奏が証明することになりますが、それが失敗であれ成功であれ、研究しているならそこに価値はあるものです。そこから次の仮説につなげればよい。
 最後は、見事に成功したいものですが。

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エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.9

「タルレガ35のエチュード」 no.9。
 no.8と同様、ディミニッシュの分解フレーズ。最後の締めまで、同じ形で上昇下降するパターンなので、覚えるのはno.7よりむしろ容易でしょう。

 1フレットのポジション移動、3フレットのポジション移動、いずれも正確にフォームを崩さずにできるかどうかがメカ的な練習のポイント。レガートに弾こうとすると、3フレットのポジション移動は相当のスピードでしないといけません。その際に右手の一定の動きに影響がでないよう。
 左手のポジション移動が速いというのは、右手のピッキングのテンポ(=曲のテンポ)とは無関係です。 

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June 23, 2008

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.8

「タルレガ35のエチュード」 no.8

 ディミニッシュコード(スケール)の分解フレーズの半音ずつ上昇下降パターンからA7-D-A7-Dのフレーズにうつる短い曲。
 
 動きのパターン自体は簡単ですが、安定した左手が要求されるのでテンポを上げていくと難しくなります。右手に関しては、大きな弦間の移動はないので、miかimの交互運動がしっかりできれば難しくないです。
 no.9の準備となる練習曲です。

 再現性の低い練習をするより、こういうのをどんどんこなしていけばいいですね。時間もそんなにかからないし。やってみるとできるできないがハッキリしますから、何を基礎として作るべきかが見えてきます。
 

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June 22, 2008

エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.7

 今回は「タルレガ35のエチュード」 no.7。以下のことを押さえてある人なら簡単です。

弾くのに必要な技術:

「リズム」
1. 「半音階を基調にした切れ目のないフレーズであり、ひとつひとつの音価が譜面上等しい」
2. 「三連符が3つ(9個の音)の3拍子であることを表現する」
「メカ」
1. フォームを崩さずポジション移動できる左手
2. 左手のポジション移動に影響されないたんたんとした右手のピッキング

練習上の注意:

 1フレット分のポジション移動でも左手の指を伸ばして押さえに行くようなやり方はフォームを崩しますのでNGです。押さえていない指も弦のぎりぎり上で待機できるように4フレット分正確に拡張していなければいけません。
 また、ポジション移動の瞬間にアクセントがくるような弾き方をしているとすれば、それは「リズムを感じていない」か「右手が左手の動きに影響されている」ことをあらわしていますから、それもNGです。
 途中と最後にある白玉もリズムを感じて弾かないといけません。白玉でリズムを表現するのが一番難しいですね。

「アクセント」と「リズム」の関係について:

 「アクセント」は強調されて聞こえるということであり、「アクセント=強く弾く、とは限らない」です。強く弾いても強調されて聞こえはしますが、実は、本質的には「音の長さ」が関係しています。
 言葉のアクセントもそうですが、アクセントになるところは、強いというより長い音になります。つまり、強くなくても長めに弾くことにより強調されて聞こえるのです。見た目同じ音価であっても、1拍めどあたまの音と2番目の音では長さが違うんです。それが、フレーズのもつリズムに直結します。
 ためしに、9個ならんでいる音の最初の1個だけをちょっと長めに弾いてみてください。9個がセットになって聞こえるはずです。リズムのコントロールの本質は長さのコントロールなのです。
 

 ところで、1曲ごとにのっている小山勝先生のワンポイントアドバイス、、、的を射ていて素晴らしいです! 

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June 21, 2008

再版のお知らせ

 2000年に発表した曲集『ギター2重奏のためのタンゴ曲集 .1』(現代ギター社)が再版されることになりました。絶版になってしまってはもったいない内容なのでうれしいです!
 弾くのは簡単ではないですが、なかなかいい編曲だと自分でも思います。ぜひ、みなさん弾いてみてください!

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ポルトガルギター ~6/20

 ポルギだけ弾いてても自分の弱点を実感しにくいので、マイナスワン(カラオケ)を作ることにしました。ヴィオラ(普通の伴奏ギターです!)だけ録音しといて、それと一緒にポルギを弾くと。
 
 練習の仕方は、単純です。
コード進行を把握しつつ
1. 課題曲のメロディを2種類の音域で弾く。(高いほうと低いほう)
2. 合いの手、対旋律を弾いてみる。

 低いほうの音域の使いこなしが課題です。 

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June 19, 2008

ギター教室 327

 ギター教室の話題。

 弱点を克服するには相当の努力と覚悟が必要です。
 1曲弾いて見られる欠点は100曲弾いても同じように見られるものです。
たとえば、リズムが悪い人は、何を弾いてもリズムが悪い。

 逆にいえば、1曲の練習のなかで、欠点を克服する方法を一般化する方向で習得できれば、それはいつでも有効な技術となります。1曲が完璧なら100曲でも完璧といえるわけです。
 それができなければ、いくら時間をかけて練習しても同じところをグルグル回るだけになってしまいます。だから、どこかでそれにけりをつけなければいけない。

 1曲について言うならば、1回めの演奏で完璧な演奏ができるならば、100回でもできるはずだ、ともいえるし、「完璧」とはそういうことを言うのだと思います。
 完全な技術は、どんな局面にでも、またいつでも通用するものです。そうでない場合は、完全でも完璧でもないということになります。

 だから、目の前の一曲を完璧にする過程で欠点を克服する方法を考えていかねばなりません。

 

 

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エチュード研究「タルレガ35のエチュード」 no.6(その2)

 60bpmで弾くと1分くらい。覚えてしまえば、ちょっとした時間があるときに練習するのにいい題材です。
 
 覚え方ですが、わたしの場合、3度の跳躍がある部分をダイアトニックコードの分解フレーズと見て、該当ポジション周辺のコードのフォームを目印にして覚えました。

 一般的な曲の暗譜の方法にも言えることですが、指の運び方を覚えてそれで覚えたとするのはナンセンスです。覚えたことになっていません。
 機能的なコード進行(マクロ)と音ひとつひとつの意味(ミクロ)を両方同時に理解しサウンドとともに把握するように心がけていくことが、音楽を一般化して処理する能力の向上につながります。

 演奏者は、自ら情報を処理しそれをまとめあげた結果をまた自ら表現するわけです。「書いてあるとおりに指づかい覚えたよ~」だけでは、技術を一般化するチャンスも逃していることになります。一般化できない練習(こなしただけのその場限りの練習)は、特に情報処理的な意味では実演にはまったく役にたちません。

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「タンゴとギター 3」録音6/16~18

6/16「Por una cabeza」
6/18「Nostalgias」の録音完了。

 一発で最高の結果が出せるというのは、百発百中の結果が出せるのと同義だと思う。それを目標に、、、何十回も弾いてます。矛盾してるかな?
 

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