ギター教室の話題。
ギター教室の役割(使命)はなんなのでしょうか。
自分は、「これまで、自分が教わったり発見したりして身につけてきたギター演奏に必要な要素を生徒に伝える。」
のが使命だと思って、教室をやっています。
自分の場合、今の演奏スタイルに辿り着くまで、何人かの先生に師事してきました。
最初に習った先生は、ジャズギターの先生でした。
基礎をすごく大事にするかたでしたので、レッスンは基礎しかやらない、くらい徹底したものでした。
応用(実演)は、各自で自由にしなさい。というスタンスだったと思います。
この先生の演奏がすごく好きでしたので、こうなれたらいいなと思って、精一杯練習をした記憶があります。
特に、左手(押弦する方)の基礎は、この教室で確立されました。
次に師事したのは、クラシックギターの先生でした。
ここでは、基礎的な課題は、右手(指弾き)の使い方でした。ソル、ビラロボスのエチュードを勉強した記憶があります。
その次は、タンゴギターの先生(アルゼンチン人)でした。ブエノスアイレスに3ヶ月滞在し、毎週1回ずつレッスンをしていただきました。
タンゴの奏法には、指弾き、ピック弾き両方ありますが、この先生は、偶然にも、タンゴをクラシックギターのスタイルで弾かれる方でしたので、日本で、クラシックを少しでも勉強して行ってよかったなと思いました。
ここでは、サグレーラスの基礎的なエチュード(左手が大変なやつ)を1冊全部やり、レッスン度に毎回2曲ずつ古典的なタンゴ(ソロギターに先生が編曲したもの)を教えていただきました。
この時、並行して、自分でもソロギターアレンジを始めました。というのは、最終的には自分の演奏スタイルを確立していきたかったからです。
ちなみに自分が最初にソロギター編曲したのは、ピアソラのOBLIVIONです。
ほかにも数名の先生に、クラシック、タンゴ、フォルクローレとレッスンを受けて、現在に至ります。
まとめると、「習わないとわからなかったこと」そして「それらを踏まえて、自分で研究して発見したこと」によって、今の自分の演奏が成り立っているのだといえます。
このことから、ギター教室の役割は、
「先生が、身につけてきたギター演奏に必要な要素を生徒に伝える。」
生徒の役割は、
「それを踏まえて、自分で積極的に練習し、研究する」
であることだと思います。
うちの屋号が、「ボルドーナ音楽研究所」となっていることからも察していただけると思います。