ギター教室 534 「タンゴ・ギター」
ギター教室の話題。
ギターでタンゴを弾きたい、という方むけに、基本事項をまとめておきます。
タンゴの性格:
タンゴはメロディの音楽です。
だから、演奏者はタンゴの情感でメロディを演奏することをめざします。アニバル・アリアス、カチョ・ティラオ、、、タンゴ弾きに共通する情感がタンゴの性格を現しています。
演奏法:
技巧的に破綻なく弾ければ弾き方はどんなものでもいいのですが、歴史を見るとギターでタンゴを弾く方法は、大きく2種類に分かれています。
クラシックギターと同じ指弾きスタイル(アニバル・アリアス、カチョ・ティラオ、フアンホ・ドミンゲスなど)、と、ロベルト・グレーラのようなピック弾きのスタイルです。
大雑把な分け方をすると、クラシックスタイルはソロギターに向いており、ピック弾きはアンサンブルに向いているといえます(あくまでも傾向です)。
ちなみに、指弾きとピック弾きの中間の方法で、親指だけで弾く方法もありますが、これは、ピック弾き以上に太くて力強い音色を作れますので、究極的には、クラシックスタイル+親指奏法の併用がもっとも強力なのかもしれません(研究中です)。
指弾きの練習方法:
クラシックギターの奏法をマスターする必要があります。
メロディラインを際立たせるような弾きかた、伴奏+メロディを同時に弾く弾き方をマスターしましょう。
古典タンゴをエチュードとして何曲もしっかり練習するといいでしょう。特にメロディの歌い方に注意して。
※ ピック弾きの場合、ロベルト・グレーラやウーゴ・リバスを参考にするといいでしょう。
楽器:
普通のクラシックギター(フラメンコ用でも大丈夫)を使うのが望ましいです。そのほうが回り道をせずにすむでしょう。楽器のサイズは、ナット幅52mm、弦長650mmが標準ですが、自分の身体にあわせて選びます。
※ ピック弾きの場合でも、クラシックギターを使うことが多いです。
教室で習いたい場合:
タンゴのギターを弾ける指導者がどのくらい日本にいるのか、わたしは知りません。しかし、そういう人が身近にいなかったとしても、クラシックギターを習っておくことは、きっと役にたちますので、まずは、クラシックギターの教室に通われてはいかがでしょうか。独習ではわからなかった「楽器を修得する生活」とはどういうものかを知ることもできます。
やる気のある方は、ブエノスアイレスの学校に習いに行くのがよいです。なんといっても一次情報を知るのが一番なので。
ちなみに、わたしの教室でもタンゴはもちろん教えますが、そこに至る過程で、基本技術の修得のためにクラシックギターは勉強していただきます。























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